電子書籍
ロケットボーイズ 上
著者 著者:ホーマー・ヒッカム・ジュニア , 翻訳:武者 圭子
1957年、ソ連の人工衛星スプートニクが、アメリカの上空を横切った。夜空を見上げ、その輝きに魅せられた落ちこぼれ高校生四人組は考えた―このままこの炭鉱町の平凡な高校生のま...
ロケットボーイズ 上
ロケットボーイズ 上巻 (草思社文庫)
商品説明
1957年、ソ連の人工衛星スプートニクが、アメリカの上空を横切った。夜空を見上げ、その輝きに魅せられた落ちこぼれ高校生四人組は考えた―このままこの炭鉱町の平凡な高校生のままでいいのか?そうだ、ぼくらもロケットをつくってみよう!度重なる打ち上げ失敗にも、父の反対や町の人々からの嘲笑にもめげず、四人はロケットづくりに没頭する。そして奇人だが頭のいい同級生の協力も得て、いつしか彼らはロケットボーイズと呼ばれて町の人気者に。けれど、根っからの炭鉱の男である父だけは、認めてくれない…。のちにNASAのエンジニアになった著者が、ロケットづくりを通して成長を遂げていった青春時代をつづる、感動の自伝。 映画『遠い空の向こうに』原作。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
夢を載せて高くへ
2021/07/19 13:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
はみ出し者とバカにされていた少年たちが、ひと泡吹かせる瞬間が痛快です。ホーマー自作のロケットの飛距離が伸びるに連れて、炭坑町が落ちぶれていくのも印象的でした。
紙の本
NASA技術者の自叙伝。著者が高校時代の思い出を生き生きと描く
2019/02/04 17:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
NASAの技術者である著者の高校時代の日々を綴った自伝小説。時代は1950年代。ソ連がスプートニクを打ち上げ、アメリカはフォン・ブラウン博士がアメリカ初の人工衛星打ち上げに取り組んでいた冷戦真っただ中の時代。
ウエストバージニア州の炭鉱の町、コールウッドで高校時代を送った著者が、ロケット開発を目指し、高校の同級生達と手作りロケットを飛ばしながら次々と問題を乗り越えるさまを辿っています。
この時代だから許されたことだとは思いますが、町の空き地を自分達のロケット発射基地として、さまざまな化学物質を調達して燃料を調合し、試行錯誤を繰り返していきます。炭鉱だけしか産業のない斜陽化の町で、最初は異端児扱いされた著者を含む同級生が、炭鉱で働く様々な技能工の人の助けを得てロケット開発に邁進する日々は読んでいてワクワクしてきます。登場する同級生や教師などのキャラクターも愛嬌があって、下巻が楽しみな1冊です。