七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書
著者 秦 剛平
前三世紀頃、アレクサンドリアの七十二人のユダヤ人長老たちがヘブライ語聖書をギリシア語に翻訳しはじめた。この通称「七十人訳」こそ、現存する最古の体系的な聖書であり「イエス時...
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商品説明
前三世紀頃、アレクサンドリアの七十二人のユダヤ人長老たちがヘブライ語聖書をギリシア語に翻訳しはじめた。この通称「七十人訳」こそ、現存する最古の体系的な聖書であり「イエス時代の聖書」である。本書では当時の聖書解釈までを含めて翻訳・注解、ヘブライ語版との相違も明示する。歴史、哲学、文学、美術……すべてに通底する西洋文明の基礎文献。
目次
- 凡例
- はしがき
- [創世記]
- 創世記 第1章~
- 創世記 第11章~
- 創世記 第21章~
- 創世記 第31章~
- 創世記 第41章~
- [出エジプト記]
- 出エジプト記 第1章~
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西洋文明の基礎と言える世界最古の聖書『70人記』の翻訳版です!
2020/03/19 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ギリシアが権力を誇っていた紀元前3世紀頃、いわゆるヘレニズム時代に行われたヘブライ語で記述された聖書のギリシア語訳をもとに、それを現代語訳し、詳しい解説と注釈を付けたものです。実は、このギリシア語に訳された聖書は現存する最古の聖書であると見なされ、72人のユダヤ人長老たちによって翻訳作業が行われたことから『70人訳』とも呼ばれています。同書は、「創世記」、「出エジプト記」、「レビ記」、「民数記」、「申命記」という5記から構成された非常に読む価値ある一冊となっています。同書には、西洋文明の基礎があります。
分厚い本
2017/12/27 17:46
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい最近まで、この講談社学術文庫で出ていた共同訳新約聖書のように分厚い本だというのが第一印象だ。これは共同訳新約聖書にも言えるが、あまり分厚いと却って読みづらいので、2分冊ぐらいにした方がよかったのではないか。共同訳新約聖書は講談社が出した四六判の単行本の文庫本だが、この七十人訳のトーラーは河出書房新社から5分冊で出たものを1冊にまとめたもので、解説は削除されている。どうやら解説は講談社選書メチエから別に出すらしい。
こういう本だと電子版の方が使い勝手がいい。
単行本だと見開きの左側の頁に注釈が掲載されているが、文庫本は巻末に一括して掲載されている。この場合は単行本版の方が読みやすい。
しかし同時に河出書房新社から同じ本の電子版が出るという事もあるものだ。
また同時に青土社から七十人訳から預言書が出たが、全巻を訳し終えたら、どこが出すのだろうか?河出書房新社?講談社?それとも青土社?ドイツ聖書協会がドイツ語訳七十人訳を出している例があって、邦訳者は新共同訳に関わっていたから、やはり日本聖書協会だろうか?