闇がざわめく(スーパーファンタジー文庫)
所属する漫画研究会の廃部を避けるため、連日部室に残って原稿を描いていた熊谷早紀子。折りも折り、同じ舟山高校の生徒が次々、怪奇現象に襲われた! 原因は学校の敷地内にある『入...
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商品説明
所属する漫画研究会の廃部を避けるため、連日部室に残って原稿を描いていた熊谷早紀子。折りも折り、同じ舟山高校の生徒が次々、怪奇現象に襲われた! 原因は学校の敷地内にある『入らずの森』では!? 生徒が嫌うその森には、以前から気味の悪い噂が絶えなかった。それでも部室で漫画を描かなければならない早紀子に、美しき幽霊部員、小城美也は「黄昏どきにひとりで部室にいてはいけない」と警告する。そんなある日、帰りが遅くなってしまった早紀子の背後から複数の足音がして…。※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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スラップスティック・オカルト
2002/04/14 04:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さかな - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は漫研の部員。部誌の製作に追われている。やたら美形で知的な部長、無愛想で幽霊部員スレスレの部長の弟、ミステリアスな美人、そしてやおい妄想にとりつかれた友人に囲まれている。主人公は自分たちの住む町に伝わる隠れキリシタンを題材にした悲恋の物語を描こうと資料集めに奔走する。それが彼女にとってのオカルティックな生活の始まりだったのだ——。
コミカルなようですが、地名にまつわる謎などの作り込み方が丁寧で感心しました。そのくせ、とにかくもう徐霊の方法が報復絶倒。漫研部員必見というか、所属していた人ならもう涙なしでは読めません。人気シリーズ『聖霊狩り』のプレ物語でもある本作、読んでおいて損はない。というかむしろおすすめです。