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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう本を待ってました。
人生が狂うというけれど、逆にここで紹介された全てを読むとどうなるだろう?1回転して、元に戻ったりしてw
などと楽しみは尽きません。
おもしろいですね
2018/07/12 22:38
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投稿者:まーくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書で人生が変わるのか?楽しみになるというのは普通ですが、狂わせるって?
ともかく著者である彼女が名著にあげた本のうち、未読のものをいくつかを読んでみようと思います。
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ネットでバズった書評ブログの書籍化。
読んだ本、読みたくなった本、興味をそそられなかった本、書評だけで分かった気になれた本……などなど、様々である。
著者には到底及ばないけれど、「本が好き」という気持ちだけはとても共感できるものであった。
私は読書に限らず、あらゆる趣味は「現実逃避」だと思っている。
現実から離れて、束の間別次元の世界に没頭して、元気をもらって帰ってくるもの。
例え、その本が暗く重苦しい内容であっても、それは変わらない。
また、本は私にとって「日常の言葉にならないモヤモヤ」に名前をつけてくれ、言語化できる術を与えてくれたものである。
そういう意味では私も本に救われて生きてきた。
そのことを思い出させてくれた1冊だった。
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高慢と偏見、悪童日記、ものぐさ精神分析、なんて素敵にジャパネスク 懐かしいタイトルが並ぶのに惹かれて購入。
素直な語り口が心に響き、読後感がいい。
cakes で読める以外の 「次」におすすめの3冊も丁寧に選ばれ、読みたくなる紹介文が本文同様につけられているのも、お得感があった。
図書館に行って 借りたい本を探すのに 絶好の一冊。
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人生狂いはしなかったけど、影響を多大に受けた大好きな「図書館戦争」のレビューがあったので、気になっていた本。
図書館通いできる環境になったけれど、何を読もうかなぁと思ったときにそういえばと思い出してまずは読んでみた。
それぞれの本紹介ページの最初は、本の表紙のような構成。まるで本の帯を見ているよう。(インパクトあるキャッチフレーズ、その本のジャンル等のタグ付け)
そして、本文中にくる「人生を狂わせるこの一言」。
控えめにいって本に対する愛情が溢れ出まくっていて、最初から最後まで本へのラブレターだった。
選書はバラエティに富んでいて、自分では決して選ばないであろう新たな本と出会う機会を与えてくれた。
これ読んで本当に人生狂っちゃったらどうしよ…と思いつつ、ここまで熱く語られたら読みたくなっちゃいますよ。
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There are nothing but great books as times changed.
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今まさに読んでる本が取り上げられていた。
これは読みたい!と思わせる。とっても若い人(大学院生)が書いていて、さらにびっくり。
紹介されている本ぜんぶ読みたくなりました。
『高慢と偏見』、イギリスのテレビドラマ版のことに触れられていてうれしかった。コリン・ファース演じるダーシーがめっちゃかっこいいって、友達も同じこと言ってはまってた(笑)なつかしい。たしかにかっこいいからドラマもぜひ見てほしい。
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京大院生の書店スタッフが“これ読んだら人生狂っちゃうよね“と思う本を紹介する一冊。パラパラと書名だけ見ると、見たことのあるいわゆる名著が多くて、どこが?と思うかもしれませんが、参考になるハッシュタグや、すすめる人がもっとも狂わされたフレーズなどを交えながら「自分の変態度をグレードアップさせたいあなたへ」「「まともさ」や「綺麗事」に違和感を覚えるあなたへ」なんて紹介されたら気になってしょうがない!
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面白い!と思ったものは誰かに薦めたくなる。
でもその自分が感じた「面白さ」を適格に、ありのままで伝えるのって実は難しい。
ましてそれまでその作品に興味を持ってなかった相手に「手にとって見てもらう」のは難しい。
この著者はそれが上手いんだな~。
読んだことないものは読みたくなるし、読んだことがあるものは、「そんな見方もあるのか!」とまた読みたくなる。
書評は巷に溢れかえっているけど、どうせなら著者のようにありたい。
小難しいこと言って高尚ぶるのではなく、素直な気持ちと作品への「愛」をもって。
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「次はどんな本読もうかな〜」「名作ってどこから読んだらわからん」「普段、小説は読まない」という人にオススメです。本の感想や捉え方は、読書に委ねられていますが、著者の緩やかな切り口が、この本読んでみたい〜と思わせてくれます。図書館に入っているような名作も多いので、読書の入り口から深淵まで、垣間見えます…!
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どうやら私の人生はくるってるらしい。余りそうも思えない。これくらいじゃ狂わないんじゃないかなあ。私の好きな本ばかり。
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エンタメ小説ばかり読んで来た身としては、こんな文学的な本、いつ、どのタイミングでお読みになったのかしら…と思うような本もあれば、あれ?私と同じじゃないの!と安心するようなライトな本もあったりで、親しみやすい内容だった。
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【本書をおすすめする方】
・人生を狂わせるくらいおもしろい本と出会いたい人
・「次に読む本」がなかなか見つからない人
・最近おもしろい本と出会ってないな〜と思う人
・この頃本を読んでない人 ・子どもに本を読んでほしい! と思う人 ・本好きの友達へのプレゼントを探している人
・入学・卒業祝いのプレゼントを探している人
・他の人がどんな本をどんなふうに読んでいるのか気になる人
・雑誌の「本特集」をいつも楽しみにしている人
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全国の書店員が絶賛! 書評というより物語を読んでいるようだ。
書評の概念が変わった一冊。 分かりやすい独自の言葉で書いてくれているのがいい。 とにかく文体が面白かった。みんなぜひ読んで! こんなに先が気になる「本の本」は初めて読みました。
あらすじのチラ見せがうますぎです。 こんなに私小説みたいな書評は初めて。友達と本の話をした後みたいな読後感。
知人を家に招くたび、本棚で岩波の白を目立たせる自分は死ねばいいと思いました。 本なんて無くっても死にはしないけど、この人はきっと死んじゃう。 「本を読む意義」なんてものがあるとしたら、きっとこの本みたいなことだと思う。
世界が理系で回っていても、文系に生まれて良かった!
なるほど、私が「好きなことを仕事にしてみても良いかな」と書店員になることを選んだのは、 本に人生を狂わされたからなのか…と思いました。 家に帰ったら今まで読んだ本を読み返して「人生を狂わすこの一言」を見つけてみたいです。
本好きによる本好きのための本。 きっとこれを読んだら、また本が好きになる。
「本を紹介する本」は個人的には、はずれのものが多いジャンルでしたが、 あの!! 天狼院の方が書かれたものなら絶対おもしろいだろう! と安心してページを開くことができました。
三宅さんのテンポのよい語り口と、思いもよらない考察にノックアウトされました。 紹介している本は確かに粒揃いの名著。
だけど選書の幅がとても広くて、本当に本がお好きで、本と本の間を旅しているのだろうな、と感じました。
「読書とは戦い」という表現も、インパクトがあって秀逸な言葉だと思います。
彼女は今、何を読んでいるんだろう⁇ と、三宅さんご本人にも興味が出てくる、読み応えのある書籍ですね。
すごく良い本です。 京大生、天狼院、全ての名が霞んでいった。
私は三宅香帆という名の未完の大作に人生を狂わされそうだ!!
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【著者からのメッセージ】 読書ってあなたにとって何なの? そう聞かれると、わたしはこう答えます。 わたしにとって、読書は、戦いの場です。 今、ちょっと笑いましたか? いや、本当ですよ。わたしは大真面目に本気で言っているんですよ。
わたしにとって、本を読むことは、自分の人生を賭けて戦うこと以外のなにものでもないです。 これから本をご紹介したいんですけど、 ええ、絶対読め、など口が裂けても言えません。
というか言っておきますが、本を本気で好きになったら、まっとう���快適な人生を手放す可能性が、増えます。
世界の読書推奨人たちはそのことをわかってんのか、とわたしはたまに苦笑します。 …とはいえ、だけど、でも、言わずにはいられないんです。 「この本、おもしろいよ~~~~! ! ! ! 」って。
だって、どんなにまともさを手放しても、人生狂っちゃうくらいおもしろい本に出会えることは幸せなんだもの。 長い前置きになりました。 役に立つとか立たないとかよりも、もっともっと大きな、遠くを見させてくれる存在として、「本」に 触れていただけたなら。 これから生きてくけっこう大変な人生を、一緒に戦ってくれるような本を、見つけていただけたなら。 わたしとしては、これ以上幸せなことはありません。 一緒に、本を、物語を愛して生きていきましょうねっ。
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そこの人生狂わせたいあなた!
そんなあなたにぴったりのブックガイドがあります。
著者の三宅さんが自身の「人生狂わせるほど面白い本」を50冊以上紹介。古典から詩集、マンガまで。
“「狂うって『世界の規範から外れる』ことだと思うのですが、どうしても社会や世界に流されることのできなくなる本を選んでみました」”とのこと。
熱く愛あふれまくりのブックレビューに圧倒されながら、うんうん、と読んでいるといいとこでその本の引用が入ってくる。・・・痺れたー。
本ってこちらが本気で相対さないと、あちらも素顔をみせてくれないんだな、と思った。
個人的には自分が有川浩さんを苦手な理由が分かってはっとしました。痛いとこ付かれたなあ、という感じ。
今度、腰据えて読んでみたい。
そうだなあ。本を読まない、でも人生に少し退屈していて、何かを求めている若い人にぽんと渡してみたい。著者の想いに感化されるかも。
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書店でふと見かけて入手。主体となる作品50作に加え、それぞれに”次の一冊”としての3冊が挙げられているから、正味200冊のブックガイド。小説が中心だけど、ノンフから漫画まで網羅されていて、著者の愛情がそこかしこからうかがえる内容。まだかなり若い人だと見受けられるけど、並々ならぬ読書量に裏打ちされた読みの深さも見事で、そういう読み方もあるか!と納得させられることもたびたび。そんな訳で、興味をそそられる作品もそれなりに見つかりました。よかった、よかった。