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武蔵坊弁慶(七)二都の巻
著者 富田 常雄
後に「腰越状」と呼ばれる詫び状を届けた義経に、頼朝からは何の沙汰もない。義経と頼朝の相克は激化していき、失意の中で京に戻る義経と弁慶を、大地震が待ち受けていた。玉虫と再会...
武蔵坊弁慶(七)二都の巻
武蔵坊弁慶 7 二都の巻 (講談社文庫)
商品説明
後に「腰越状」と呼ばれる詫び状を届けた義経に、頼朝からは何の沙汰もない。義経と頼朝の相克は激化していき、失意の中で京に戻る義経と弁慶を、大地震が待ち受けていた。玉虫と再会し、弁慶愛の屋形作りに精を出すも束の間、殿上人と交わる義経憎しの念に燃える頼朝は、ついに弟の成敗を決意する。義経は頼朝追討の院宣を強請したため、京・鎌倉の二都に一触即発の危機が迫る! NHK大型時代劇原作。
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やるせない。
2023/05/15 10:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
玉虫、小玉虫親子の生死を案じる弁慶。弁慶を想う玉虫と小玉虫。やっと会え、これから一緒に暮らせると思えば、直ぐに分かれることとなる。弁慶が義経と共に居た事実を分かっているだけに、フィクションの中のこの先どうなるのであろうという切ない展開でなく、やりきれない哀れさを感じた。
義経は戦略家としては優秀だが、人の心の機微には疎い人物として描かれている。一般的な人物像ではないか。もう少し大人になれよとは思う。
いよいよ終わりも近くなってきた。著者はどう展開させていくのだろう。
紙の本
決裂
2020/12/31 05:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
義経、頼朝、後白河法皇と三者の思惑が錯綜し揺れ動く時代に翻弄される弁慶親子。時の流れには抗しきれないものがある。