うちの花嫁が可愛すぎて困る【特別版】（イラスト付き）

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

破格のバイト代と美味しい食事に釣られて人気作家・顕彦のアシスタントをすることになった苦学生の千羽矢。しかし「女装をして婚約者のふりをして欲しい」と言われ、由緒正しい家柄の旧家へ伴われる。
そこで待っていたのは厳しい花嫁修業の毎日、困難にも明るくめげずに立ち向かう千羽矢が清々しい。
思ってもなかった結末に思わず「真船ｾﾝｾさすが、上手い」と唸らされる。
最初から最後まで一杯ご飯を食べる、元気で明るい頑張り屋さんの千羽矢がとても良かった。

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

イケメンセレブ作家×貧乏苦学生。ご飯につられてバイトしたら女装花嫁修業をすることに。奮闘する受けの可愛い姿に惹かれてって言う王道ではあるのですが、ちょっと驚く展開もあります。
でも受けくんの警戒心が弱々で良い人に見えても付いてったらダメだよーと注意したくなります。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「今回は、天然イケメンセレブ攻め様×へこたれないハラヘリ受けくんのラブストーリーとなりました」あとがきより。

ネタバレがあります。

●「新進気鋭のミリオンセラー作家」で30代前半の攻め・天花寺顕彦
●母子家庭で育ち進学を機に長野から上京した21歳苦学生の受け・鳴田千羽矢
○受け視点。

顕彦と偶然の出会いから高いバイト料と食べ物に惹かれ、アシスタントとして働くことになった千羽矢。ところが、その労働条件には女装をして顕彦の婚約者の振りをすることも含まれていたのです！実家が地方の名家で、見合い話にウンザリだった顕彦によって千羽矢は婚約者に仕立てられますが・・・

婚約者のふりをするはずが、厳格な顕彦の祖母のもとで教養や家事の腕を磨くうち恋心が芽生えカップルになるお話です。

幼い頃に寂しい思いをしたにもかかわらず、千羽矢は明るく前向きな性格。顕彦の実家というアウェーでも人への思いやりを忘れず、少しずつ周囲の人と打ち解け花嫁修行をこなす頑張り屋さんです。ところが、千羽矢が顕彦の祖母から嫌みを言われているのに、顕彦は励ましつつ傍観の姿勢だったので、ちょっと冷たいなぁと思ってしまいました。

でも読み進めると意外な事実と顕彦の気持ちが明らかになり、そうだったのー！？と。ちょっと強引な一面もある顕彦だったけれど、年の差を考えたり境遇を振り返れば躊躇うのも頷けます。

そして電子書籍に収録されている【特別版】のラストシーン。顕彦のセリフにちょっと泣きそうになりました。実家と距離を置いていたのに、こんなことを言うなんて（涙）。

千羽矢のポジティブな姿勢は、顕彦だけでなく読者としても元気をもらえる気がしました。