傭兵団の料理番 1
3000万PVの異世界グルメの新境地。読めば食べたくなる。そして作りたくなる。食の可能性が迸る!料理人志望の青年・東朱里が異世界にトリップしたところから物語は始まる。朱里...
傭兵団の料理番 1
商品説明
3000万PVの異世界グルメの新境地。読めば食べたくなる。そして作りたくなる。食の可能性が迸る!
料理人志望の青年・東朱里が異世界にトリップしたところから物語は始まる。
朱里を拾ったのは、傭兵団の団長、ガングレイブ。
雑用として傭兵団に身を寄せる朱里は、徐々に料理の腕を振るうことで自らの存在価値を高めていく。
傭兵団の各隊長たちは一癖も二癖もある人物揃いだったが、朱里は料理を通じて彼らと心を通じ合わせていった。
発明を手伝い、剣の悩みを聞き、恋の後押しをする……。
少しずつ、朱里は傭兵団の仲間たちに認められていく。
しかし、朱里はまだ知らない。
自分自身が英雄として語られる存在になることを。
川井 昂(カワイコウ):広島県在住。本作にてデビュー。
四季 童子(シキドウジ):『異世界迷宮でハーレムを』(ヒーロー文庫)、『フルメタル・パニック!』、『セブン=フォートレス』、『モンスターコレクション』などのイラストレーションで知られる人気イラストレーター。
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ひたすら冗長
2017/01/15 14:11
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
Web版からかなり加筆しているようだが中身が薄い。
その理由は最初に主人公視点から物語が綴られ、その後、対応するキャラクター視点から物語が綴られるというマルチサイトの構成をとっているからだ。
ところが、マルチサイトの強みである別視点で物語を描くことにより、イベントの裏側や謎の真相が明かされるといった仕掛けもなく、驚きや楽しさという感情が生まれること無く、ひたすら冗長に感じられただけだった。
同じ構成をとるにしても一方はサラッと流すレベルで良かっただろう。
この内容なら200pで十分。
設定が生かし切れていない感。構成も厳しい。
2016/12/30 09:41
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はち - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理人である主人公が異世界に飛ばされ拾われた傭兵団で料理人として働く物語。
設定はとても面白そうだったので読んでみたが正直言ってひどい。
まず引っかかったのが、主人公は100人規模の傭兵団食事を任されることになるのだが、その労苦がほぼ「大変」の一言で済まされていること。現代の設備器具を使用しても100人分の食事を一日2食一人で用意するのは厳しいのは容易に想像できる。
特に戦場という特殊な環境、常人よりも食べることが必要になるであろう傭兵という職種、未発達の設備(後から魔法を駆使した道具が出てくるとは言え)ただの料理人とはまた別の労苦が必要なのは明らかだ。
傭兵団というものを話のベースにしているなら、そこは綿密に描写する必要があったと思う.
料理の描写もひどい。まるでどこかのレシピをそのまま移してきたかのような調理描写からは料理がおいしそうには感じられない。
物語導入にていかに主人公が料理がすきなのか現代の友人の視点から語られるのだが、主人公の言動からは伝わってこない。
というのも料理以外の現代世界の知識を披露する事で傭兵団の仲間から尊敬される、といった描写が濃いからだろう。
徹夜で疲れた空腹の仲間(少女。しかも肉好きではない)に、好みも聞かず時間のかかるハンバーグを作るなど、相手の事を考えていないようなところも気にかかる。
構成も一つのエピソードをまずは主人公視点。その後、そのエピソードの主軸となる人物視点の2つの章で構成されている。こういった構成は片方から見た物語では語られなかった部分が明かされていくのが醍醐味だが、2つの章でかぶる部分がかなり多く読んでいて非常にだれる。
挙げていけばきりがないがかなり難がある作品だ。1巻発売前からコミック化や2巻の決定があったようで、正直釈然としない。