- 販売開始日: 2018/07/18
- 出版社: リイド社
- レーベル: リイドカフェコミックス
- ISBN:978-4-8458-5195-9
魔法はつづく
目次
- はじめましてロビンソン
- かえるのうた
- 猫のような
- こくりまくり
- しあわせになりませう
- 隣のゾン美さん
- 千年蟻と一日おかぁさん
- よふさぎさま
- 魔法はつづく
- こくりまくれ
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あなたの気恥ずかしさと、怪奇の世界。
2021/09/23 14:57
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おおかみ書房プレゼンツ。
以前宣伝していたのを思い出し購入。
全く知らない作家さんですが、非常に好み。
思春期というには、年齢がいってる方もいますが、思春期怪異譚。
出来事には強度がある。
弱ければ、ほとんどなんの痕跡も残さず、強ければ、トラウマとなったり、死んだりする。
出来事によって、認知は書き換えられていく。
出来事がなくても世界は更新されていくが、認知が変形していくと、世界は大きく書き換わる。
これは、逆転しない。
怪奇漫画は、不可逆な出来事を描き出す。
ホラーとSFが別のものとなる前の、世界を変える物語。
つまり、物語の古い形式を保っている。
世界の変化は、成長と結びついている。
肉体が変わることは、認知の変化と同じく、世界を書き換えていく。
この本を読むことで、世界は少し書き換えられる。