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清らかな、世界の果てで
著者 北里 紗月
天才毒物研究者・利根川由紀シリーズ第2弾! 「身体の中を小さな虫が這っている」と訴えながら死んだ父親。その友人も転落死し、死体から大量の虫が発見された。前代未聞の寄生虫犯...
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商品説明
天才毒物研究者・利根川由紀シリーズ第2弾! 「身体の中を小さな虫が這っている」と訴えながら死んだ父親。その友人も転落死し、死体から大量の虫が発見された。前代未聞の寄生虫犯罪が進行しているのか? 続発する噛みつき通り魔事件との関係は? 犯人の巧妙な意図を利根川由紀は看破できるのか。迫真の医学サスペンス!
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紙の本
面白かったです
2021/11/19 11:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
天才毒物研究家、利根川由紀のミステリー第二弾です。今回は、人体から這い出して来る寄生虫の謎がテーマです。読んでいて背中がムズムズいたしました。どこで感染して、それは偶然なのか故意なのかの謎に迫ります。前作同様、読み物としては緊張感があり面白いですが、ミステリーとしては大きな裏切りもなく非常にシンプルで少々物足りなさを感じました。
紙の本
未知の世界を知るおもしろさ
2018/10/24 21:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作では〈毒〉、今作では〈寄生虫〉がテーマになっているといっていいだろう。テーマ自体はちがうが、それがもたらす影響や症状が強烈でえげつない点、グロテスクな描写が伴うのは共通している。
膨大な知識を持ち、(いい意味で)エキセントリックな由紀が嬉々として説明するからこそ、小説の中で寄生虫のテーマが生きている。下手に扱うとただ悪趣味になってしまいそうなところが、マニアックな話をおもしろく読めるようにメリハリがついていた。
ただ、犯人の見当はごく早いうちについてしまうので、ミステリとしては物足りない感もある。誰が、が目的ではなく、なぜ、に焦点を合わせたミステリと思えばいいのだろうが。