流出した日本美術の至宝 ──なぜ国宝級の作品が海を渡ったのか
著者 中野明
明治維新の混乱のなか起きた日本美術の海外への大量流出。そのとき海を渡った作品の中には国内に留まっていたら国宝間違いなしと言われるものも多数含まれていた。フェノロサやビゲロ...
流出した日本美術の至宝 ──なぜ国宝級の作品が海を渡ったのか
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商品説明
明治維新の混乱のなか起きた日本美術の海外への大量流出。そのとき海を渡った作品の中には国内に留まっていたら国宝間違いなしと言われるものも多数含まれていた。フェノロサやビゲローといった著名コレクター、エドワード・モース、フランク・ロイド・ライトのような意外な人物、そして林忠正や松方幸次郎ら日本人まで、当時の記録を丹念に読み解くことで外国人による日本美術買い付けの実態を明らかにするとともに、いまも続く美術品流出の是非を問う。
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海外に美術品が流失していったことは決して悪いことじゃなかったかも
2022/08/02 11:47
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あるお寺に100体の観音様が祀られていたが、明治の廃仏毀釈の影響で粗末に扱われ金箔欲しさの業者に引き取られて、高温で焼かれて金だけが持ち出されたという記述がある。それを考えれば、海外に美術品が流失していったことは決して悪いことじゃなかったように思えてくる