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電子書籍
絵草紙屋万葉堂 初春の雪
著者 篠綾子
女性記者さつきを描くシリーズ第2弾!絵草紙屋万葉堂のさつきと兄の喜重郎が初めて出した瓦版(読売)は、田沼意次・意知父子についてだった。恩人といえる意知の名誉をを回復したい...
絵草紙屋万葉堂 初春の雪
初春の雪 (小学館文庫 絵草紙屋万葉堂)
商品説明
女性記者さつきを描くシリーズ第2弾!
絵草紙屋万葉堂のさつきと兄の喜重郎が初めて出した瓦版(読売)は、田沼意次・意知父子についてだった。恩人といえる意知の名誉をを回復したいという思いの内容だったため、世間の評判は良くなかった。
次号の読売を、考えた末に近所の長屋での窃盗事件にしたさつき。犯人が「あやかし」ではという読売に対抗して、それとなく犯人がわかるように書いたため逆恨みされ、兄の喜重郎が刺されることに。犯人は、逃走してしまう。
その次の号は、盗賊団の「蛇の目」にしようとさつきは考えた。すると、日吉堂の伍助が、以前一緒に仕事をしていた栗橋と万葉堂を訪れ、伍助は「蛇の目」のことを書くなと言い残して去った。
その頃、さつきの親友であるおよねは“黒鳶式部”という筆名で、初めての黄表紙を刊行した。そして、さつきに喜重郎への思いを告白するおよね。およねは、しかし喜重郎がさつきに思いを寄せているのを感じていた。さつきと喜重郎の両親が違うということも。
さつきも伝蔵への恋心を抱きながらも、はっきりと伝えることができず……。
そして、蛇の目は再び活動を開始しようとしていた。
シリーズ好評第2弾!
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初春の雪
2021/05/31 09:33
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
瓦版を始めた万葉堂のさつき。初めての瓦版は田沼意知の殺害に関してのネタであったが、今回は近所の長屋で起こった窃盗事件を取り上げたものだった。しかし、その瓦版の内容は犯人をほぼ特定するものあり、その結果兄の喜重郎が襲われてしまう。瓦版を続けるか悩むさつきは・・・。
早く平野屋のことがわかるといいですね。