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世界の端から、歩き出す
就職も決まった短大二回生の秋、篠崎千晴のもとに叔母から奇妙な依頼が舞い込んだ。ずっと存在を知らされていなかった「叔父」に届けものをしてほしい、というものだった。戸惑いなが...
世界の端から、歩き出す
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世界の端から、歩き出す (ポプラ文庫ピュアフル)
商品説明
就職も決まった短大二回生の秋、篠崎千晴のもとに叔母から奇妙な依頼が舞い込んだ。ずっと存在を知らされていなかった「叔父」に届けものをしてほしい、というものだった。戸惑いながらも、千晴はある箱を持って彼を訪ねるが、その中身は――。出逢いが出逢いを呼び、人との縁が人生を確かなものにしてゆく。孤独な半生を送ってきた千晴が最後に見つけた場所とは……。京都の街が舞台の、涙が頬を伝い、胸が熱くなる再生の物語。
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紙の本
冷たさ・重たさがどんどん暖かく氷解していく物語
2019/06/03 20:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は作風が合わないかなぁと思ってましたが…そんなことはなかった!
読み進めて、おじさんの性格を知っていけばいくほど、どんどん話にのめり込んでいきました。
親の描写が重々しく、冷たさ・重さを最初はヒリヒリと感じましたが、氷解してどんどん暖かい気持ちになって…
主人公の千晴と同じく、愛情というものが心を満たしていくのを感じます。
おじさんの不器用な愛情もいいし、おじさんの彼女さんの懐の大きさもいい!
千晴とおじさんの不器用さ・孤独さ…
そんな2つの心が絡み合い、溶け合い、互いを大切に想う姿は思わず涙ぐんでしまいました。
おじさんの不思議なチカラ(?)の描き方はあっさりなので、ファンタジー系が好きな人はちょっと物足りないかもしれませんが、それでも最後まで読んでほしいオススメの小説です。
紙の本
泣ける話と思ってたら、陰気だった
2023/12/12 16:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の両親はクズだし、彼氏もアホだし、そんなのと決別出来ない本人もバカじゃないの?読んでてイライラした。携帯持ってなくて就職するまで化粧もした事も無い大学生、という設定に無理がある。ついでに京都弁にも腹が立ってきた。
存在すら知らなかった叔父とも急に気が合い、ひょんな事から新しい彼氏が出来て、そして呪いのペンダントも交えて、全てが入り込めなかった。