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電子書籍
ガンディー
著者 杉本良男 著
人類の遺産である「非暴力」思想はいかにして生まれたか。近代化の過程で科学万能主義に抗い誕生した秘教思想との関わりを軸に、ガンディーの知られざる実像に迫る評伝。
ガンディー
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ガンディー 秘教思想が生んだ聖人 (平凡社新書)
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紙の本
「インド独立の父」といわれるマハトマ・ガンディー氏の評伝です!
2020/05/08 09:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「インド独立の父」として知られるモーハンダース・カラムチャンド・ガーンディーの評伝です。ガンディー氏は、インドのグジャラート州出身の弁護士であり、宗教家である、そして政治指導者でもあった偉大な人物で、「マハトマ」という「偉大なる魂」という尊称を付けて「マハトマ・ガンディー」と世界中の人々から呼ばれています。彼は、徹底した非暴力の思想をもって、不当な扱いなどに断固として反対して立ち上がり、民衆の権利を擁護してきたのですが、如何にしてこうした思想をもち得たのでしょうか?同書では、ガンディー氏の素顔に迫った一冊です。同書の構成は、「序 科学と宗教―スピリチュアルなナショナリズム」、「第1章 肉食と菜食―ガンディーの大英帝国」、「第2章 親英から反英へ―ガンディーの南アフリカ」、「第3章 エリートと大衆―ガンディーのインド」、「第4章 オリエンタリズムとナショナリズム―東と西のすれ違い」といったものとなっており、ガンディー氏の生涯とその思想がよく分かります。