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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2019/03/21
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • ISBN:978-4-00-327341-8
一般書

電子書籍

オルメードの騎士

著者 ロペ・デ・ベガ作 , 長南実訳

セルバンテスとともに黄金世紀スペインの頂点に燦然と輝く不世出の劇作家ロペ・デ・ベガ(1562-1635).新しい演劇「コメディア」を創出した「才知の不死鳥」は,生涯に22...

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オルメードの騎士

税込 726 6pt

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商品説明

セルバンテスとともに黄金世紀スペインの頂点に燦然と輝く不世出の劇作家ロペ・デ・ベガ(1562-1635).新しい演劇「コメディア」を創出した「才知の不死鳥」は,生涯に2200編の作品を残した.本作は中でも屈指の名作.オルメードの騎士ドン・アロンソとドニャ・イネースとの悲恋の物語は,不気味で妖しい美しさをたたえる.

目次

  • 目  次
  •  第 一 幕
  •  第 二 幕
  •  第 三 幕
  •    解 説(福井千春)
  •    訳 注

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評価内訳

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紙の本

やっぱりフェルメールはいいわ、って美術館で思ったんですが、でも「手紙」っていう共通点だけでここまで大々的にカバーに使う必然性があったんでしょうか。それにしても、いかにも演劇的な展開をするお話です

2007/11/30 18:27

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

つい先日のことですが、六本木の新国立美術館に行ってきました。フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展(アムステルダム国立美術館所蔵)がそれで、勿論、お目当てはフェルメールです。私の場合は『恋するフェルメール』を書いている有吉玉青とは違って、日本にきたフェルメールを見るだけ。

それでも35点あるといわれるフェルメール作品のうち私が見たのは、今回も入れれば2000年の大阪の五点を皮切りに、8点になりました。で、この展覧会を当てこんだわけではないのでしょうが、なんと『オルメードの騎士』のカバーを飾るのが、フェルメールの画です。確かに、お話に手紙は出てきますが、スペインを描いていないフェルメールの作品を何故使う?って思います。

それにしても知らないとは恐ろしいことで、カバーにフェルメールの『窓辺で手紙を読む女』が使われていなかったら手にもしなかった本なのですが、ロペ・デ・ベガっていう人、文学史的には凄い人なんですね。それは福井千春の懇切丁寧な解説を読んでもらえばわかりますが、ヨーロッパの演劇は、ロペ・デ・ベガ以前と以降とに区分されるというだけでもスゴイ!

ちなみに、カバー折り返しには

黄金世紀スペインに燦然と輝く劇詩人ロペ・
デ・ベガ(1562-1635)。本作は「コメディ
ア」を創出し2200編の作品を残した「才
知の不死鳥」の屈指の名作。オルメードの騎
士ドン・アロンソとドニャ・イネースとの悲恋
の物語は、不気味で妖しい美しさをたたえる。
(解説=福井千春)

とあります。2200編とは凄い。私の書評数には及ばないものの、内容が違います。しかも、その創作パワーは文筆だけに終りません。福井千春の解説から引用させてもらえば

「ロペは一日に一篇の戯曲を書き、生涯に千八百篇のコメディと四百篇の聖体劇を書いたらしい。言うまでもなく数字に誇張はあろうし、その多くは散逸し、現在、確認できるものはわずかに四百篇ほどを残すのみであるが、それとてシェイクスピア(1564-1616年)とベン・ジョンソン(1572-1637年)の全作品、いやエリザベス朝に書かれた演劇の総数を凌駕するのである。」

は序の口、実は彼、女性にもてるんです。関係した女性と産ませた子供の数でも、作品数ほどとはいわなくてもかなりのもの。しかも老いて衰えず。いやはや凄い御仁ではあります。でも、それを全く知らない。知らない自分もですが、あまり熱心に知らせようとして来なかった日本における世界文学史っていうのは何か!なんて思ったりします。

内容は簡単にいえば恋愛悲劇。愛する二人の前に立ちはだかる卑劣な横恋慕男。私は詩歌の次に、漢文、古文と苦手で、その次あたりに戯曲があるんですが、このお話、とても面白い。シンプル極まりない筋立てなんですが、すこしも俗っていう感じがしなくて、これが名作というものか、っていう気になります。で、読みながらなんども井上ひさしの戯曲を思い出したんです。

突然回想モードに入りますが、私の戯曲初体験は井上ひさしの『表裏源内蛙合戦』です。平賀源内をめぐる悲喜劇ですが、筋は全く忘れてしまったものの、作品を読みながら夜中にケケケと笑いが止まらなくなり、母が「勉強のし過ぎで狂ったか」と心配したことだけは覚えています。以降、私は井上戯曲にのめり込むことになりますが、笑いは常に悲劇に隣り合わせの存在でした。

劇はカスティーリャ国の町メディーナ・デル・カンポとオルメード、そしてこれら二つの町をむすぶ街道上で展開します。戯曲ですから頁数はあっても中身は薄い、読んでもらうのが一番。構成ですが、三幕もので、それに訳注、解説(福井千春)がつくシンプルさ。 面白いのが扉の後のタイトルで

Lope de Vega
EL CABALLERO DE OLMEDO
?1620-1625?

となっている点。いや、私の技術では出来なかったのですが、実際の本では1620の前についている?マークが逆様になっているんです。これって、書き始められた時期も終った年も曖昧だ、っていうことなんでしょうが、初めて見る表記で、思わずレレレのおばさんになってしまった次第。最後に登場人物を含めたデータ篇。



ドン・アロンソ :オルメードの騎士
ドン・ロドリーゴ:メディーナ・デル・カンポの騎士
ドン・フェルナンド:ドン・ロドリーゴの友人
ドン・ペドロ   :メディーナ・デル・カンポの名家の当主
国王ドン・ファン二世:カスティーリャ国の王(1406-54年在位)
ドニャ・イネース :ドン・ペドロの娘
ドニャ・レオノール:ドニャ・イネースの妹でドン・フェルナンドの恋人
アナ       :ドン・ペドロ家の小間使い
ファビア     :恋の取り持ち役の魔女
テーリョ     :ドン・アロンソの従僕



カバー 中野達彦
カバーカット フェルメール 『窓辺で手紙を読む女』(1658年頃)、ドレスデン国立絵画館
訳 長南 実

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