古代戦士ハニワット ： 1

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投稿者：なのはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

土偶の怪物や埴輪のヒーローというある意味非常に地味なキャラが戦うという物語ですが、意外にもこれが面白かったです。ドグーンと名付けられた土偶の怪物に対して、人類は密かに対策チームを作っていたというなかなか凝った設定です。お祓いのような儀式で埴輪を呼び出すのも、なんだかまんがの雰囲気とマッチしていると思いました。１巻はドグーンの奔放な破壊ぶりが目立ち、埴輪との本格的な戦いは次巻以降ということになりましたが、それでも読んでいてとても面白いです。土偶の怪物がゆっくりと街を歩くというシュールな光景であっても、事前の設定がきちんとされていて背景がしっかりとあってのことなので、違和感なく受け入れることができます。もっとふざけた内容かと想像さていましたが、なかなか好みのストーリーです。

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投稿者：けいちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

埴輪の変身ヒーローという、これだけ聞くと荒唐無稽な作品ですが、世界観や設定の裏付けがしっかりしており、各人物像も練られているので、かなり読みごたえがあります。
「鈴木先生」などで深い人物描写をしてきた武富氏の本領発揮です。
雰囲気として、90年代～00年代の特撮好きには、少しノスタルジーを感じられる設定やストーリーになっています。
また、神代以降の歴史や、寺社仏閣好きにもおススメできる漫画です。
漫画作品の実写化は失敗例が多いものの、これは実写化して欲しい、特撮映像を観てみたい漫画です。

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投稿者：CoffeeScript　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

長野県の善光寺に突如現れた巨大な土偶ドグーン。存在を知る者は一目見て蚩尤（しゆう）だと言う。エヴァンゲリオンでいうとこの「使徒」にあたる呼称。NERV的な存在の戸隠神宮が特殊祭祀でドグーンを迎撃する。特殊祭祀は埴輪土（はにわど）のボディに埴輪徒（はにわと）である仁の魂を移すこと。
迫力ある絵で、敵のまがまがしい感じが凄く、街を破壊する場面に重量感がある。設定や機関には謎が多いが、ストーリーはシンプルで昔風なヒーロー像の熱い作品。

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投稿者：きりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

埴輪も土偶も古墳も大好きです、でもハニワットってなんじゃそりゃ！　という感じ。ツッコミどころは山ほどあるので、まずは読んでみてください。