ほとんどの人にとって必読書
2020/02/22 22:39
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投稿者:ウキウキさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
学習方法についてエビデンスベースでまとめられています。
子育てをする親や、資格試験に挑む大人、そして子供たちにも知って欲しい事実が多く記載されていました。
ここに記載されている勉強法を実践することは難しいことではないため、多くの人が知り勉強法を変えるべきですね。
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投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
勉強法というと難関資格を獲得した人など、個人的な体験ベースで語られるものが多いのですが、本書は様々な大学で行われた研究結果をベースにしているので、実践できる効果的な方法を知ることが出来ます。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
勉強方法は重要で、同じ時間だけ勉強していても効果が全く変わってくるので、これは勉強前に読んでおかないといけません。
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<目次>
はじめに
勉強にまつわるQ&A
第1章 勉強法の基本~脳の特性を生かすアイディア
第2章 実践的な勉強法~テクニック編
第3章 実践的な勉強法~メンタル編
<内容>
日女大の心理学の教授の本。斬新というか、さまざまな実験例を踏まえて、新しい勉強法なども実践しやすいのでは?説明もシンプルで、わかりやすいものです。
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図書館で借りたのでわからなかったのですが、Daigo推薦だったのですね。
この本には勉強に関するさまざまな角度から行われた実験をもとに研究した結果、どんな方法で勉強すると効果が高いかが書かれています。
以下「おおっ」と思った内容をまとめます。
・自己コントロール力(やらなければならないことのために、やりたいことを我慢し、節制できる能力)が高い人ほど学力も職に就いた後の収入も高い傾向にある。
・「一流になるまで1万時間の練習や勉強が必要」は中身によるのであてにならない
・マルチタスキングは大事なことに集中する力を低下させる
・復習は時間を空けて反復するほうが記憶が定着しやすい。
・単語帳は5枚ずつ分けて覚えるより一気に20枚覚えるほうが生成器が高くなる傾向。
・覚えた内容の記憶は見直しのみよりもテストを取り入れるほうがよい
・ランダムに次々と練習、勉強するほうが学習効果が高い「バラバラの法則」
などなど。
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勉強の工夫を心理学のエビデンスを用いて述べている。
重要だと考えられる点は以下のとおり
①分散学習を用いる
新規分野の学びには集中的に勉強をすることが効果的だが、テストに備えるという点では、勉強シリーズ→答え合わせシリーズ→見直しをテストの1週間前など、分けていく方が記憶への定着がいい。ちなみにバラバラに練習するほうが、勉強も楽器もうまくなる。
②マルチタスキングとSNSの利用は集中力が低下する
③締め切り効果は、アイデアを出すときには有効だが、資格試験などには通用しない。
④休憩は何もせずにボーとリラックスする。寝る前に勉強する。
⑤英語は文法を勉強することがよい。
⑥ノートは手書きがいい。しかも自分の感想など加えるとよりベター
⑦テストで勉強するのが効果的なのは、記憶を取り出して使うトレーニングになるので。またテストには平均への回帰があるので、一喜一憂しないことが重要。
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内容の目新しさはそんなに無いものの、勉強法のポイントについて、実験結果のサマリーと一緒に示されていて、とても分かりやすかったし、信憑性がある本。
必要なことが簡潔にまとまってて有用だと感じた。
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URL:https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail?id=5272
*学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓)
http://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/gakunin_mol.pdf
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メンタリストDaiGoさんの「超効率勉強法」と被る部分もあるが、「分散学習」や「テスト学習」、「プログラミング」などより詳しく、また新たな研究結果が書かれていた。非常に文章自体読みやすく、間違いなく読むべき一冊です。脳の仕組みを理解したうえで効率よく勉強しましょう。ガムシャラに勉強する時代は終わりました。
【具体的行動】
・教科書を読むだけではダメ。覚えたいものは書いて、音読して、小テストを行い定期的に復讐する。
・中国語を勉強する際、アクセントよりも文法に重点を置く。
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様々な研究結果をもとに何がベストか示してくれています。
せっかくなにかに取り組むなら、より効果的な方法で習慣付けた方がいいと思い読みました。
成績の良い人の共通点は、IQではなく自己コントロール能力が高い子である
能力ではなくパフォーマンスを誉める
漢字は資格と聴覚で、音読しながら
英語は文法が大切
プログラミングは自己効力感つまり自分はできるという信念や自信を育てることもできる
テストは 能力や頭の良さを表してるのではなく
その人の努力、どのくらい勉強のしたかを表す
集中学習より、分散学習
復習はある程度時間を開けて
でもある程度は自分の直感で適切な復習方を選択
暗記カードの枚数は多い方がいい
答え合わせはまとめて最後に
繰り返しの小テスト
バラバラの法則
ピアノだけでなく、勉強も場所や方法を変えてランダムに
書くことは大事
最初と最後は覚えやすいので、毎回順番を変えて
興味を持たせるために自分で選択
不安は書き出す
学習後はぼーっとする
解けない問題は飛ばす
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何冊か勉強本を読んでいると大体同じ内容がでてくる。
テストはとにかく受けまくるべき。
答え合わせは問題解いてから時間を開けるべき。(個人的にこれはやってみたが、時間がかかりすぎ、タスク管理として勉強量を管理しながらやると予定以上に進まなくなる気がするため一長一短な気はしている。)
ノートは写すだけではなく、自分で加筆する。さらにそのノートを復習する際もただ眺めるだけではなく、メモをしたり能動的に取り組む。
集中学習ではなくいろいろなものを挟み込み、分散学習する。ただし、理解するまでは集中学習の方が良い。
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効果的な勉強方法について、根拠となる研究成果を示しながら紹介された本。
テスト効果と分散効果など実践したい。
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知っている知識はありつつも、データに従って解説してくれていてとても読みやすかったです。
同じことをつらつら長く書いているのではなく、簡潔に書いてあったのですぐ読めました〜。
英語では、文法の学習に時間を使う
p79セルフハンディキャップイングをしない人は、テスト結果はその人の努力(どのくらい勉強した日)を表していると考えています。結果が悪くても、次に努力をすればよいのだ、と考えます。
p99復習のタイミング一対4の法則
学習から復習感覚1と復習からテスト間隔2の割合を概ね一対4程度にする 復習は等間隔で
自分で復習方法を選ぶこと
p122多肢選択問題の答え合わせは最後に行う方が、最終テストに対する効果が高い
p146「勉強する場所」および「勉強方法」はランダムに
p163イメージを使って数学を解く
円周率はなぜ3?
p172最初と最後が覚えやすい順番を変えて勉強する
p177こどもに自分で教材を選ばせる
p188テスト前に不安感を書き出すとワーキングメモリーをしっかりと働かせることができる
p204ライバルは少ない、と思い込む
p211強制的に期限を決められたAグループよりも、自分で期限を決めたBグループの方が、宿題のための勉強を楽しく感じていた。
p232休憩時間にはぼーっとする。頭を使うと直前に覚えたことを忘れがちになる。
p237勉強の邪魔をしない他者の近くで勉強する
解けそうにない問題は飛ばす
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とあるきっかけで勉強し直すことになり手に取った一冊。
エビデンスがしっかりした方法が掲載されていて、とても分かりやすかった。
欲を言えばソースになる参考文献の一覧がほしかったな~
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まず、学習に関して無知な人に対して、科学的なデータを引用しつつも、微細に穿ちすぎず、シンプルな言葉でさらっと説明されているところがいい。どうしてもこういうエビデンスデータの本は専門用語やデータ引用元の説明で読みにくくなるものだが、この本は専門性を捨ててなお読みやすさを追求していた。
直感的に正しいと思われる学習方法や、今までの有名な実験から王道だと考えられていた勉強法のアップデートのための一冊。自分のこれまでの学びの経験にもしっくりきて、頷きながら読めた。