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特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室(1)
著者 安堂維子里
「人は死ぬとその魂が蝶の形になって体からぬける……」保管すれば持ち主との会話も可能なその蝶は違法取引が相次いでいた。それを取り締まる国営墓地・死局の第一特殊蝶犯罪対策室を...
特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室(1)
特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室 1 (コミック YKコミックス)
商品説明
「人は死ぬとその魂が蝶の形になって体からぬける……」保管すれば持ち主との会話も可能なその蝶は違法取引が相次いでいた。それを取り締まる国営墓地・死局の第一特殊蝶犯罪対策室を舞台に「蝶」をめぐる人間模様を描くSFアクション!
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紙の本
予想以上に良かった。
2019/09/29 17:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
う~ん、何てこった!
この後日譚があったとは...
これはバタフライストレージの前日譚とのことだったので、読了後、そちらも購入してしまいました。
つまるところ、なかなか良かった。
人が死ぬと蝶になる世界。
蝶は49日を過ぎると消滅してしまうが、開発された薬剤を使用して凍結すると人格と知識が保存され、それを読み出すことで故人に対面できると言う世界。
主人公はその蝶を保護する死局と呼ばれる部署に所属する面々。
パッつん黒髪メガネの揚羽、揚羽がある理由で苦手な田中、事務方の森嬢などなど。
後半には新メンバーの加入もあり。
複雑な事情、それも隠された事情がありそうな。
ストーリーが秀逸と言うことではなく、キャラが魅力的なのかと思います。
キャラ同士の掛け合いもなかなか。
田中にメガネを掛けることを強要される揚羽。
一応は従っているものの、あれやこれや別の所で抵抗を...
乙女なんだか男勝りなんだか、天然なんだかつかみ所のない所が面白いキャラ。
赤面するくらいならやらなきゃ良いのに...
いや、赤面するキャラとは思わなかったし。
不正に取引される蝶を追う面々。
揚羽は過去と向き合い、新たな決意を固める。
なかなか良かった。 期待以上に。
田中と揚羽。
バタフライストレージの...しっかり繋がっていると言うことか。
バタフライストレージの二部は過去編と言うことか。
紙の本
ストーリーの設定が面白い
2020/11/04 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
死人の魂が蝶の形をとってさまよう という設定がなかなかの優れものである。100年ほど前「魂の重量は21g」というもっともらしい話があったようだが、その話にヒントを得たのか。
登場人物も個性派ぞろいでなかなかに楽しませてくれる。絵柄も端正で読みやすい。