電子書籍
外山さんの名言集
2019/08/16 19:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
外山さんの名言をカテゴリー分けして集めた書。
その言葉だけで重みがあるものもあれば、
作品の流れで読むからこそ、意味があるのでは
ないか?と思えるものも有った。
外山さんの作品を読んだことがある身からすると、
本書単独で外山さんの発想や、思考を知ろうと
するのは、いささか乱暴な気がします。
紙の本
気に入る言葉が見つかる
2019/09/17 20:28
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投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者がこの作品の中で「わかりにくさを嫌わない」という内容について書いているように、必ずしもわかりやすいとはいえない内容になっています。本当に影響を受けたのは、たいてい、はじめはよくわからなかった本であるというように、わからないから心に刻まれるということが確かにと思いました。あいまいな表現のあらわす論理が複線であるという著者の考えは凄いと思いました。新しい思考の転換を期待して違う言語を学ぶのは面白いと感じました。日本語が多元論的文化であることを知りました。外国の文学を読むときにわからないから面白く感じられるようになりたいです。ムダを目の敵にしないようにしたいです。知らないことを自分のものにするために、読書を続けたいです。アウトプットの項目は活用したいです。様々な言葉が紹介されており、読む方の気に入る言葉がきっとありそうな作品でした。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろなことを考えたり、実行したりするときに、柔軟さの大切さがよくわかりました。日常生活のヒントになりそうです。
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2019.8.30
なにかに迷ったり決められなかったり、考えあぐねたり。なにかしらのときに開くようになる予感がする本。
ここに書いてあることもまた、そのときの自分の状態によって響いてくることが違うんだろうな。
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考え方や表現の仕方の極意が日本語の構造目線から短いセンテンスで書かれていて読みやすい。
自分の現状によって、引っ掛ったり入ってくる内容が違うと思う。不定期に読み直すとそのタイミングで新しい気付きがありそう。
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外山滋比古さん。
1ページ完了の言葉集。
どこからでも読める。
どこでも読める。
楽しい。
以下、自分に引っ掛かった言葉。
①だいたいにおいて、声をあげるのは、どちらかと
いえば例外的な人たち。
☆声を上げている人を市民の代表の声のように
とらえてはいけないんだなあ。これわかるわあ。
②遠くのものは美しくみえる。
☆近くでみる視点と、遠くでみる視点と
どちらも大事。
③新しいものは嫌われる。
☆だから、自分が本当にやってみたいと思ったことで
人から批判されたとしても、人に迷惑をかけない範囲でやってみる価値はあるのだと思う。
④おもしろいことは忘れられない。
☆どうやって面白くするか。
⑤小声でつぶやくと届きやすい。
☆本当に伝えたいことは小さな声でいってみる。
⑥ともあれ毎日書く。毎日書いていれば、ある程度まではうまくなる。
☆毎日書くことで、文体に自分なりのリズムができてくるのだろう。味わいか。それにしても、文章の基本だけはしっておきたいと思ってしまう。
⑦書いたあとは、耳で読む。
☆声に出してみると、不備に気づくのだという。後は、一日寝かせてみるとかね。恥を忍んで書くしかない。
どうせ、1年後とかに見ると不備だらけだったことに気付いたりするのだから。とにかくまずは、書くことだ。
⑧文章がうまくなる近道。漢文を毎日繰り返して読む。
☆漢文でなくても、自分の好きな作家や著者の作品を声に出したり、視写してみたりすることも価値があると思う。なかなかできないが。どこかで「えいやっ」とやってみる必要はありそうだ。
⑨敬語というバンパー。
☆この言葉の美しさといったら!!
敬語は相手との距離を示すもので、日本人でよかったなと思うものの一つだ。
⑩風のように本を読む。
さらりと読んでいても、自分の波長にあったメッセージに出会えば”共鳴”する。
☆目に留まるってこと、あるよね。
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世の中に今一番足りない事
人の話は最後まで聞く
引用します
言論を大切にするのだったら、相手の意見を、かりに考えを異にしても、じっと最後まで聞く度量が無くてはならない。
自分の勝手なことだけをまくし立てて、相手の言うことははじめから聞く耳をもたない。
こういう人間が集まっていては思想の自由はバベルの塔をつくるだけであろう。
まさしくその通りでありどこぞの政治家にも聞かせてやりたいお言葉でした。
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やわらかく、考える 外山滋比古
目的思考と自由思考
文章を考える順序
書いたあとは耳で読む
人の話は最後まで聞く
敬語というバンパー
風のように本を読む
自分の言葉で語ればいい
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https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84352-0
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勝負師の異名を取る棋士が、心が楽しむ状態が最高と。プレッシャーがかかると、考えがかたくなる。やわらかく、考えるとは、その観点だ。本書は過去の文献からのピックアップなので、あまり新しいものはない。
基本的なコンセプトは、忘れることで頭の中のモヤモヤを消し去ること。よく忘れ、よく考える。
もう一つは、常識とは思考停止であるということ。わからない事、あいまいなものが悪いとは限らない。とにかく、毎日書く事だ、そして書いた後は耳で読む。声に出して読んでみるといろいろな不備に気づく。
読書とは変身である。自己に新しいマスクをかけるようなもの。変身であると。
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たまたま目にした本
多分自分が若い頃、手によって読んでもなんの反応もできなかった気がする
今読めて少しだけ気持ちを軽くしてもらった気がします
人それぞれ本を読むタイミングだったり時期があると思うけど
最良の時にこれを読めてよかった
後で書き直します
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難しい表現、言葉が多く、今の自分には伝わらない部分もあった。
しかし、この本は何年かしてもう一度読むと、かなり心に刺さるのではないかと予感させる。
もっと広く多く世界を見て、もう一度読んでみたい。
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外山先生の過去の著作からの重要な言葉のまとめ集。
慢心フラグがたったときにパラパラっと開くこと。
気が引き締まります。
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他の文書の抜粋みたいな内容
だから
「何回も同じ本を読み考えを取り込もう」というメッセージと
「世の中にはたくさん本があるから、たくさん読むために流し読みしよう」的なメッセージ
のどちらもあり、矛盾してて面白い。
それに「矛盾しているからこそ成り立つ」というフレーズが印象に残っっていて、
結果的に内容に一貫性が保たれており、読み応えがあった。
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「はじめに」にあった棋士の話が心に残った。試合に勝つには心楽しむ状態が最高。腹を立てていたりするのは論外。落ち込んだり、悲しい気分もよろしくない。かといって得意になったり、喜んだりするのもまずい。熱くなっては頭が思うように働いてくれない。なるほどね〜。神社の神様も、楽しんでいる人の味方をすると聞いたことがあるような。
【心に残ったこと】
○机を離れて身体を動かす。
○流れる水は腐らない。
○木を見て森も見る。
○人の話を最後まで聞く。