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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2019/09/20
  • 販売終了日:2022/10/18
  • 出版社: 東京創元社
  • ISBN:978-4-488-02803-9

読割 50

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一般書

電子書籍

定価のない本

著者 門井慶喜

神田神保町――江戸時代より旗本の屋敷地としてその歴史は始まり、明治期は多くの学校がひしめく文化的な学生街に、そして大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきた...

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定価のない本

税込 1,731 15pt
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税込 1,870 17pt

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商品説明

神田神保町――江戸時代より旗本の屋敷地としてその歴史は始まり、明治期は多くの学校がひしめく文化的な学生街に、そして大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきたこの地は、終戦から一年が経ち復興を遂げつつあった。活気をとり戻した街の一隅で、ある日ひとりの古書店主が人知れずこの世を去る。男は崩落した古書の山に圧し潰されており、あたかも商売道具に殺されたかのような皮肉な最期を迎えた。古くから付き合いがあった男を悼み、同じく古書店主である琴岡庄治は事後処理を引き受けるが、間もなく事故現場では不可解な点が見付かる。行方を眩ました被害者の妻、注文帳に残された謎の名前――さらには彼の周囲でも奇怪な事件が起こるなか、古書店主の死をめぐる探偵行は、やがて戦後日本の闇に潜む陰謀を炙りだしていく。直木賞受賞作家の真骨頂と言うべき長編ミステリ。

目次

  • プロローグ
  • 1 本に殺された
  • 2 丸善夜学会
  • 3 共産主義者の客
  • 4 書物狂奔
  • 5 売り上げ零
  • 6 真相
  • 7 抵抗軍
  • 8 太宰治
  • 9 文化の爆弾

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みんなのレビュー49件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

文化戦争

2020/08/18 13:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

「焦土」「ブルーブラッド」「抵抗都市」と続いた敗戦後混乱期日本を舞台にした警察・ミステリー小説読書シリーズ最後の1冊。舞台は終戦から1年後復興を遂げつつある古書街・神田神保町。主人公は、小僧奉公からその鋭い相場感で頭角を現し、古書街で、「古典籍」、明治元年以前に書写または印刷された書や記録文書で、 現代において歴史的価値が認められる文書を取り扱う第一人者琴岡庄治。彼は店舗を持たず、いわゆる目録販売、今の通販モデルで商売をするなどなかなか才覚がある。その彼を師と慕う一方で、ライバルとして競っていた三輪芳松が古書の下敷きとなって死んだところから物語が始まる。芳松の死を事故死ではなく殺人と疑い調べていた妻も何者かに殺されてしまう。
蔵書・CDディスコグラフィーなど、断捨離するが、一向に減らず、増える一方。家人より大地震があれば滅茶苦茶になるし、運が悪ければあんたは死ぬよ、と事あるごとに諭される。死因が古書による圧死(表紙カバーにある、背丈の何倍もある本棚が倒れてきたらひとたまりもない)というのは身につまされる話。また、「定価のない本」とは古書のこと。断捨離の経験から、古書店がどのように古書の買値・売値の値付けの方法がおぼろげながら解ってきたつもりだが、実際には「定価」というものはない。
閑話休題。琴岡は司直の手を借りることなく、自ら調べ始めるが、ここで戦後ミステリーの必須アクターGHQの陰謀が明らかになる。GHQは三輪を使って日本の古典籍を買い漁ろうとしていたのである。目的は、日本の軍国主義、その精神的な支柱である天皇崇拝と「超国家主義の論理と思想」を日本の歴史から抹殺し、精神構造を変えてしまおう、というもの。琴岡は三輪の後釜としてこの「戦後最大級の計画」(出版社のキャッチ)に巻き込まれていく。
ナチは、「焚書」によるユダヤ文化の破壊と抹殺というドラスティックな方法も使ったが、世界を思想的にも制覇するためには「敵」を研究し、歴史を利用・歪曲して、ナチ世界観で世界史を書き換えるという壮大な目論みのために侵略国から厖大な本を略奪する計画も進めた(アンデシュ・リデル著「ナチ 本の略奪」国書刊行会)。一方GHQは資本主義の論理に従い、敗戦により見向きされなくなった日本の歴史、古典籍を安値で買い叩いて米国公文書館に所蔵、危険文書として閲覧許可制にしてアクセスを制限することで思想統制を図ろうという手法ではある。しかし日本の古典籍となると、その数は膨大であり、GHQも湯水のごとく資金を使えない(議会のチェック!)ことはわかるのに、何でこんな無謀なことをしたか今一つリアリティに欠ける。最後はGHQと神保町古書店主連合との「戦争」となるのだが。神保町にはまだ戦後はなかった。
徳富蘇峰や津島雄二といった実在の著名人が登場するだが、津島雄二は影が薄い。また、古書を使った殺人方法の解明に期待したが、やや梯子外し的結末であった。
「古書」ミステリーなので、日本史を根本から覆すような奇書を巡る物語を期待したが、やや期待外れ。外国ミステリーでは、シェイクスピアは「シェイクスピア」という共有のペンネームを用いた作家集団であるという説に対し、実在した作家であることを決定づける古書の争奪戦・真贋論争を扱った「古書奇譚」(チャーリー・ラヴェット著、集英社)とか、在仏米国大使館外交保安部長ヒューゴーを主人公とする、ナチス戦犯追跡(「古書店主」)、また、革命後のフランスと米国の秘密交渉に関連して古書が登場する「血盟の箱」(マーク・プライヤー著「古書店主」シリーズ、現在2冊ハヤカワ文庫)などの古書ミステリーがある。

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紙の本

神保町の古書街を舞台に、実は壮大なテーマのミステリー

2021/05/18 15:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの「定価のない本」とは古書のこと。物語の舞台は、終戦を経て1年後の神田神保町の古書店街。
主人公の琴岡庄治は店舗を持たない目録販売を営む古書商であるが、その彼を師匠と慕いつつも古書商としてしのぎを削ってた三輪芳松が死んだ。彼の持つ古書の下敷きとなって圧死とされたが...。
事故死とも目されたこの事件を不審に思った琴岡は、自ら調べ始めるが、やがて、戦後日本に進駐していたGHQの陰謀へとつながってゆく。
物語は、エンディングに向かって、奥行きを増してゆき、日本の精神的な危機にまでつながりかねない話へと...うーん面白かった。

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2019/10/15 16:07

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2019/10/18 11:37

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2019/10/19 13:36

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2019/10/24 08:57

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2019/11/03 08:59

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2019/10/26 19:05

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2019/12/05 23:39

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2019/12/01 15:07

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2019/12/05 20:20

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2019/12/23 18:03

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2019/12/25 16:34

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2020/02/17 08:12

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2020/01/06 18:58

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