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暗殺者の追跡 上
“グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。彼の乗るジェット機がイギリスの空港で襲撃され、CIAが捕らえた銀行家が連れ去られた。CIAに依頼され...
暗殺者の追跡 上
暗殺者の追跡 上 (ハヤカワ文庫 NV)
商品説明
“グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。彼の乗るジェット機がイギリスの空港で襲撃され、CIAが捕らえた銀行家が連れ去られた。CIAに依頼され、グレイマンは銀行家を追う。一方、アメリカでは、元SVR(ロシア対外情報庁)将校のゾーヤが保護されている秘密施設が襲撃を受けた。ある目的のため、彼女はこの機に逃走する。やがてふたつの襲撃事件が関連していることが明らかになるが……。 興奮と感動の冒険アクション小説!
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紙の本
マンネリ化せずますます快調なうえに、本格的諜報機関ものの重厚ささえ感じさせる。
2023/04/29 10:23
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンネリ化せずますます快調なうえに、本格的諜報機関ものの重厚ささえ感じさせる。絶望的な状況に追い込まれながらもしぶとく生き延びる“グレイマン”の活劇の凄さに、どんどん巨大な敵との戦いに発展していく驚く展開、敵味方が判然としない諜報機関もの特有の緻密な構成。加えて6巻で登場したロシアの幹部スパイ:ゾーヤが主役級で再登場してくるのだから堪らない。しかも今回の敵はこのゾーヤの父親という設定なのだから実に微妙。この構図、何となく『ドラゴン・タトゥーの女』に始まる「ミレニアム」シリーズを彷彿させる。ところで主役の“グレイマン”が繊細な神経を持つ生身の人間であるという現実味は良いのだが、毎回、あちこち怪我だらけ。本作でも、ボクシングを基本とした巨漢にボロボロにされてしまう。こうも毎回ボロボロにされてては体が持たないよと心配になる。しかし、そこだけは主役なのでシリーズが続く間は活躍してもらうという非現実さは許容しなければねーー(笑)。