電子書籍
至誠の残滓
著者 矢野 隆
上野戦争で散ったはずの男、元新撰組十番組組長・原田左之助は生きていた。「今の俺たちに誠はあるのか」明治の世にひそむ新撰組の残党を描いた、渾身の時代小説! 明治十一年。東京...
至誠の残滓
商品説明
上野戦争で散ったはずの男、元新撰組十番組組長・原田左之助は生きていた。「今の俺たちに誠はあるのか」明治の世にひそむ新撰組の残党を描いた、渾身の時代小説! 明治十一年。東京の片隅にある古物屋、“詮偽堂”の主人・松山勝。彼の正体は、幕末、彰義隊とともに上野で戦死したはずの元新撰組十番組組長・原田左之助だった。松山のもとに集まるのは、幕末の動乱をともに潜りぬけた猛者たち。新聞錦絵の記者で高波梓と名乗る男は、諸士調役兼監察を務めた山崎烝。そして過去に三番組の組長でありながら、いまでは新政府の犬と揶揄される警官・藤田五郎。またの名を斎藤一。斎藤からの情報で、原田と山崎は人買いを生業にしている元長州藩の士族や、窃盗団と対峙する。三人はやがて、新政府を操る、ある人物に行きつく。
目次
- 序/至誠の残滓/残党の変節/闇夜の盛衰/富者の懊悩/愚民の自由/淑女の本懐/至誠の輪廻
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
誠
2019/09/14 23:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新撰組の十番隊組長 原田左之助が実は明治の世に生きていた、という設定。
7つの短編が収録されています。
アイディアは面白いと思ったのですが、いまひとつ世界に入りこむことが出来ませんでした。誠に残念な感じ。