紙の本
とにかく面白い
2019/12/14 18:37
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投稿者:こうのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでスカッとします。
ただ単純な人情ものではないところもさすが。
読んでる途中で「続編出たら絶対買おう」と思い、読了し…中山作品なら続編あり得ると希望を捨ててません。
依頼さえあれば書いてくれると思うので。
紙の本
ミステリーの要素は少ない
2022/08/21 11:55
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お爺ちゃんが引き取った孫が成長していくファミリーものと思いきや、ミステリーの要素もあります。ただ、ミステリーだと思って読むと肩すかしに感じます。謎(犯人)もなんとなく分かってしまいますし。。。
電子書籍
あぁ、いいなぁ〜
2021/10/04 20:47
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投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
寺内貫太郎一家か!と思いながら読んでました。
昭和良き時代の匂いがして、私は好きな話です。
続編を望めないのは残念ですが。
紙の本
昭和の頑固者への郷愁
2019/12/15 17:26
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
有川浩氏の「三匹のおっさん」や原浩一氏の「ヤっさん」と同様、昭和の頑固者への郷愁に満ちた、お爺ちゃんヒーローもの。機転が利いて腕っ節も強く、人脈は豊富。どんな難事も毅然と対処し、解決していきます。本書の「秋山善吉」の場合は、困った時に忽然と現れ、そしてあまりにも呆気なく爽やかに去って行く、例えると「ウルトラセブン」のような印象でした。内容は、大きく4つの話で構成され、どの話もきちんと練られていて、楽しむことができます。個人的にはシリーズ化したら面白いのにと思ったので、何だか勿体ないラストでした。
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ステレオタイプと言ってもいいくらいの昭和頑固じじいが主軸となるお話ですが、正論ではなく正道を突っ切るような展開で、読んでいて非常に気持ちがいい。スピンオフ作品が望まれますね。
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秋山善吉さんのような、昭和以前のおぢさんのイメージにぴったりなのはやっぱり大工の棟梁なのかな。大工の棟梁がこんな人ばかりとは思えないけどね。
でも、一体 ど~しよ~っ!!て時には頼りになる存在。最後にはウルっとしてしまった。
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はじめての中山七里さん。下町で工務店を営む祖父はリアルテレビ寺内貫太郎。原因不明の失火で父親を失う母子3人は仕方なく頑固義父と同居に。私のイメージは菅原文太さんでしょうか。とても読みやすい作品で他の中山七里さんの作品も読みたいです。
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「カエル男」のようなどぎついサイコサスペンスを書く人が、こんなにソフトで温かいサスペンスも書けるのかと幅の広さに驚く。テイストの広がりでは誉田哲也を彷彿とさせる。御子柴礼司シリーズや岬洋介シリーズもよいが、中山作品の中では是非読みたい一冊。
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いじめ問題にモンスタークレーマー。焼け出された家族に対する警察の追及。こんな昭和堅気の頑固親父はもうどこにも居ないんだろうな
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ハートフル小説…なのか。おじいちゃん良いキャラだったのに…
個人的にはここまで言われる父親が大丈夫かと言う感じ。ダメだったのか…。でも放火というよりは過失だものなぁ。そしてやっぱり解決法はコネと暴力なのか?と考えると少しう~ん、と思いますが… やっぱりそうなんだろうなぁ。
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「下町の頑固オヤジ」が大活躍する、
昭和の時代によくあったような大枠設定(^ ^
でも起きる事件はもの凄く現代的で、
しかも事件への「巻き込まれ方」が巧みに描かれ、
本当にちょっとしたことで「日々の歯車」が狂う様は、
人ごととは思えずぞっとさせられる。
基本的には勧善懲悪で、ハッピーエンド...なのだが、
そこは一筋縄でいかない(いかせない)七里氏(^ ^
きっちりと辛口の展開がてんこ盛り(^ ^
ミステリ成分も多めなので、細かくは書けませんが…
七里氏の他のシリーズからのカメオ出演多数(^ ^
人によっては結構「ガッツリ」登場してて、
ファンなら思わずニヤつくこと必至(^ ^
後書きを読むと、編集さんのかなりの無茶振りを
「全部載せ」で描いた作品だとか。
たしかに前後左右上下にも振り幅が広くて、
内容が濃いのでもしや息切れするかも...という一作。
これは万人にお勧めできます(^ ^
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『さよならドビュッシー』の映画版の出来がヒドかったせいで長らく手を出せなかった中山センセなのに、いまやすっかり虜です。
火事に遭って焼け出された秋山一家。ひきこもりDVのろくでなしだった父親は幸いにも死亡、遺されたのは母親と長男次男。致し方なく身を寄せる亡き父親の実家。
冒頭から話に引き込まれます。朴訥としてザ・昭和な爺ちゃんは、嫁にとっても孫たちにとっても怖い以外のなにものでもない。しかし、新天地で厄介事に巻き込まれたとき、愛想はこれっぽっちもない爺ちゃんによって救われる。
ひとりずつキャラの立ったドラマであるうえに、ミステリー要素もちゃんと含まれ、来るで来るでと思っているのに最後はやっぱりその上を行く七里さん。爺ちゃんとこれっきり会えないのは寂しいけれど、婆ちゃんと孫にはどこかで会いたい。
長く生きているというだけでじゅうぶんに尊敬に値する。
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めちゃくちゃ面白い!
爺ちゃんがナイスキャラで大好き。
爺ちゃんの若い頃とか他の物語が読んでみたい。
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推理小説への分類が正しいのか?
ハートフルというには剣呑であるが
何せ気持ち良く展開にうなづき、ラスト
の食い逃げ退場に「続編できないじゃん」
と小さな怒りとがっかりが混ざり合う
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カエル男のようなグロいのと静おばあちゃんのようなこういうちょっとほっこりするのと、本当にどちらも面白いので中山七里作品は毎回楽しませて貰える。
単純な家族物語だけでなく、様々なエピソードでそれぞれが徐々に変わっていく姿。火事の真相に迫るところでは、宮藤と善吉の睨み合いも、読んでいてその空気感が伝わってくるようだった。
それにしてもあの山崎岳海と知り合いだなんて、善吉の過去も気になるw
ラストも爽やかさで良かった。