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電子書籍
果てしなき追跡(上)
著者 逢坂剛 著
「百舌」シリーズの次はこれだ! 逢坂剛が満を持して送るエンタメ超大作。元新撰組副長・土方歳三は新政府軍の銃弾に斃れた――はずだった。頭部に被弾した土方を救った時枝ゆらは、...
果てしなき追跡(上)
果てしなき追跡 上 (中公文庫)
商品説明
「百舌」シリーズの次はこれだ! 逢坂剛が満を持して送るエンタメ超大作。
元新撰組副長・土方歳三は新政府軍の銃弾に斃れた――はずだった。頭部に被弾した土方を救った時枝ゆらは、敵軍の目をかいくぐり、米国へと密航する。だが意識を取り戻した土方は、記憶を失っていたのだった。全てを無くしたサムライは、果たしてどこへ向かうのか? 海を、大地を駆けめぐる、壮大なる旅がここにはじまる。
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紙の本
元新選組副長の土方歳三を主人公として描いた長編傑作小説です!
2020/08/27 09:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『屠殺者よグラナダに死ね』(後『暗殺者グラナダに死す』と改題)(オール讀物推理小説新人賞)、『カディスの赤い星』(日本冒険小説協会大賞)、『平蔵狩り』(吉川英治文学賞)などの傑作を次々に発表されてきた逢坂剛氏の長編小説です。中公文庫からは上下2巻シリーズで刊行されており、そのうちの上巻です。同書は、元新選組副長・土方歳三は新政府軍の銃弾に斃れたはずでした。頭部に被弾した土方を救った時枝ゆらは、敵軍の目をかいくぐり、米国へと密航します。しかし、意識を取り戻した土方は、全く記憶を失っていました。全てを無くした侍は、果たしてどこへ向かうののでしょうか?海を、大地を駆けめぐる、壮大なる旅がいよいよ始まります。ぜひ、逢坂剛氏の長編傑作を読んでみてください。
紙の本
軽快な西部劇に箱館戦争(1869年)で死んだ“土方歳三”を送り込んだ視点に拍手。
2021/01/30 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽快な西部劇に箱館戦争(1869年)で死んだ“土方歳三”を送り込んだ視点に拍手。それを支える時枝ゆらが健気で可愛らしい。剣(日本刀)だけでなく、“吹き針”という秘技を加えてところが冴えてる。取り敢えず優しい人々に助けられながらアメリカ西部の生活に溶け込んでいくのを、執拗に追いかける悪人との対決。まずは一番の敵は倒したがさて次なる敵は、というところで続編に期待。なお、本作(「果てしなき追跡」シリーズとなる)は、728:『アリゾナ無宿』[賞金稼1]、944:『逆襲の地平線』[賞金稼2]に続く [賞金稼3]の順番になるが、[賞金稼]シリーズに行き着くまでの6年間を描いており、取扱上「果てしなき追跡」シリーズとされている。実際、物語終盤で出て来るジェニファ(マニータ)(下・267)は、728:『アリゾナ無宿 [賞金稼ぎシリーズ1]』(2016)の主役の一人である。