電子書籍
王道だけどオチが大好き!
2023/06/01 16:15
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投稿者:きくらげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
乙一さんのこと、作家買いしているぐらい好きで、読むのがとても楽しみでした。ストーリー自体はとても王道な展開ですがオチがとても好きです!乙一さんっぽいオチです。ただ、あまり生活に支障が出るような怖さではないので、とてつもない怖さを求める人には物足りないかも?
電子書籍
ホラーと文明の融合
2021/11/01 06:19
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典的な怪談「シライサン」に、最先端のSNSを駆使して立ち向かっていくのが面白いです。ストーリーの中盤に出てくるる、山あいの温泉旅館とも上手くマッチしていました。
紙の本
私、絶対死んでるわ。
2020/08/08 19:34
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
暑ない夏にぴったりの涼しくなるような怖い話。怖いもの見たさで見たり聞いたりしてしまう人間の心理をついて広まっていき、幽霊さんの言いなりになってしまう。山奥にある村落とか、目の妖怪は鉄とか昔々の自分たちのご先祖様が言い伝えてきた話とリンクさせているから、信憑性が生まれるようになるところが乙一さん流石。
紙の本
小説で読めてよかった
2020/02/25 18:34
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投稿者:4mh - この投稿者のレビュー一覧を見る
気になっていた映画だったけれど、時間も気力もなかったので小説で読みました。次々とページをめくってしまい、粗い読み方になってしまいました。最後まで読んで、あれっ?これってまさか、そういうことなの!?と1人で混乱してました笑
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久しぶりの乙一らしい怖い話。「リング」なんかと似たような流れで、呪いの連鎖を辿って行く果てに、メタや虚構を積み上げた末、なぜ「小説」シライサンなのか、という答えが出て来る展開には、映画のノベライズを超えた慄然と驚きを感じざるを得ないでしょう。怖い話好きにオススメします。
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乙一の新作は自身が監督を務める映画のノベライズ。
映画撮ってたなんて知らんかったよ……吃驚した。複数のペンネームを使い分けたり、映画撮ったり、多彩な人だなぁ。
ストーリー自体は王道の和製ホラー。純粋に小説として見ると、もうちょっと凝ったことをして欲しい気もするが、映画の方がまだ公開されていないので、どういう判断を下すべきか迷うところではある。
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乙一こと安達寛高が監督する映画を、自ら小説にした作品です。
過去の乙一作品の、淡々としながらも惹きつけられる無機質な描写や、一種幻想的にも思えるホラーファンタジーといった雰囲気はあまりありませんでした。
文章は全体的にあっさりと書かれていて、その分読みやすかったです。
あまり乙一っぽくないなと思ったのですが、元々映画の為に作られた話なので、そう感じただけかもしれません。
眼球が破裂するという死に方、両手を貫く様に通された赤い紐に付けられた鈴音を響かせながら、異様に大きな目の女が追いかけて来るなど、たしかに映像で見てしまったら暫く忘れられないような要素が多く入っています。
小説としても面白いのですが、映像にすることを前提とした作品なので、とりあえず映画館へ行ってきます。
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久しぶりにホラーを読みました。少し怖いのが読みたいと思ったらおすすめです。ぞくりとして怖かったし、楽しめました。
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冬美が「真実の怪談」をこっそり広めた、
昔、幽閉されていた女がそうしたように、怪談を知って死んだ人達を生贄として娘を生き返らせた(終盤のシーンで冬美の家にいたのは預かってきた子ではなく、帰ってきた娘)
旦那が向こう岸から渡ってきた船で見た女の子は、帰ってきた娘
ってことかな そうするとミブさん(仮)と冬美が怖い…
渡辺は大人になるまで死ななかったし「知ることで感染」ではなくて「誰かに伝えることで感染」なのか その方が感染力強いからかな?
結局あの女のオバケはどういう存在なのかわからなかったんだけどミブ(仮)の創作というわけではないよね
なんで暴力の跡があったんだろう 生前(?)に受けた傷ってことなのかな 目隠村の葬儀の方法に関することは事実?目隠村っていう名前の意味は何?ミブさんの話のみがソースだったら、手に紐通して云々っていうのは葬儀の形式じゃなくて本当は生贄の儀式とかかも(生贄の目を潰すっていう描写があったし)(生贄が逃げないようにするための紐と鈴?)(だからミブは罪悪感とか復讐されるかもしれないっていう恐怖で鈴の音を怖がっていた)
湊玄温泉って名乗ってるってことは「シライサンという山(死後の魂が行く山として信仰の対象だった)があって、三途の川の港がある」とかいう伝説があった?
あんまり関係ないけど舟の場面はサイレンを思い出した
よく分からないからこそ怖いんだろうけどやっぱり気になる
2重3重の入れ子構造として読むこともできるのかな
読みこぼしがたくさんありそうだから読み返そうかな
映画と漫画はどうなんだ、小説で語られなかった部分まで掘り下げてるなら見たい
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乙一さんが初めて映画監督されるとのことで、原作のこちらを先に読了。 貞子以降、呪いというベタにベタベタな題材をどう読ませるか、どうオリジナリティーを出すかがホラーの肝だと思うんだけど、さすがの乙一さん。基本のベタに忠実でありつつ、読ませ方の工夫でちゃんと怖がらせてくれる。私が「目」に弱いというのもあるけど…これ映像として見るのは目がキュッっとなるかも。
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とにかく怖かった。リカも怖かったけど、こっちの方がよりリアリティがあるというか、現実にある感覚を題材にしていることで余計に読後の恐怖感が強い。
乙一を読むのは久しぶりだけど、黒乙一でも白乙一でもない、新しい乙一という感じ。救いがない。
191213
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最近は本書いてないけど何やってんの?な作者。
別名義で小説書いてたり、映画作ったり、ウルトラマンの脚本したりしてるのね。
いいから、GOTHとかZOO系の黒乙一小説書いてくれよ!(無理なのか)
で、ひっさびさに乙一名義の小説出てるの気が付いたから読みました。
乙一監督映画の自分でノベライズなのね。
ジャンルは和風伝記ホラーものです。
友人は目玉が破裂して、目の前で死んだ。
その友人のバイト仲間も、同じ死に方で死んでいた。
友人を亡くした瑞樹、弟を亡くした春男は、その二人が訪れていた温泉地に原因を求めた。
調べるうちに知っていくのは、シライサンという呪いだった。
シライサンのことを知ると呪われる。
数日後、シライサンが現れて、目玉とともに命を取られるのだ。
現代版リング。
呪いのビデオは、今ではSNSだね。
時代かぁ。
ちなみにこの小説、オチはない。
映画だとどうなるんだろうね、2020年1月公開。
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著者自身の監督作の映画の小説版。
新海誠監督もそうでしたが、公開前に発売しているようです。
著者の別名義の作品も好きで大半は読んでいるのですが、久々の乙一でした。内容は可もなく不可もなく、すこし物足りないかな、という印象。
初期乙一の暗黒童話や短編集の端々に色濃くあった「切なさ」の成分が足りないなと思ってしまいます。(当時は、切なさの達人、切なさの魔術師など言われてたと思います)
何回も同じような手法で書く作家も苦手ですが、懐かしまずにはいられないというか、その「切なさ」が彼を乙一たらしめている要因でもあると考えていましたが、どうなんでしょう? 部分的には山白朝子がそれを担っているのかもしれません。
なんにせよ好きな作家なので、出たら購読するのてすが、よっぽど思い入れがない場合は、スルーしても構わない気がします。
他の方も感想で書かれていたように、登場人物の亡くなった娘を供物を山に捧げることにより生き返らせる、という描写はほんの匂わす程度で上手いなぁと。言われなければ気づかない人もいるかもしれません。恐らく、映画の方で何かしらの補填やプラスがあると予想。
映画より先に読んでもなお楽しめるかと思われます。
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親友の変死を目撃した瑞紀と、弟を亡くした青年・春男。それぞれ異様な死の真相を探る中、2人はある怪談話を聞かされる。その日から瑞紀たちの周囲でも怪異が起き始め…。2020年1月公開の著者監督映画の原作。
「乙一、4年ぶりの新作」は黒乙一。全体としてやや散漫な感じでモヤモヤした読後感が残った。自ら監督した映画化作品が今月公開されるらしいけれど、なかなか映像化が難しいシーンもありそう。大ヒットしたホラー「リング」みたいになるのだろうか。
(Ⅽ)
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完結するわけではないので、読後はモヤモヤだが怖いと思う。
サクッと読めるけど、読み落としているポイントがたくさんありそう。
他の方も言ってるけど、「リング」を思い出した。