電子書籍
中国文化としての仏教
著者 沖本克己(編集委員)
宋代以降、仏教は儒教との思想的融合が顕著となり、国家の統制下で命脈を保っていきます。一方、モンゴル族の王朝である元代には、新たにチベット仏教が伝来し、独自の文化を形成しま...
中国文化としての仏教
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
新アジア仏教史 08 中国文化としての仏教
商品説明
宋代以降、仏教は儒教との思想的融合が顕著となり、国家の統制下で命脈を保っていきます。一方、モンゴル族の王朝である元代には、新たにチベット仏教が伝来し、独自の文化を形成しました。ほかにも、貿易を介した日本との交流、現代にまで息づく民間信仰、仏教美術、そして現代中国仏教が抱える問題に至るまで、くわしく紹介します。
【執筆者】
編集協力・菅野博史/土田健次郎、野口善敬、陳 継東、西尾賢隆、肥田路美、小島 毅、馬淵昌也、程 正、磯部祐子、張 文良、ケイ 東風
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
目次
- 第1章 宋代の思想と文化/第2章 元・明の仏教/第3章 仏教民間信仰の諸相/第4章 日中交流史/第5章 仏教美術/第6章 中国仏教の現在
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
宋から現代までの中国仏教
2022/09/05 12:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
宋代以降、思想家の中心は儒教(宋学)になり活気が失われたとされる中国仏教について単に停滞と見るのではなく支配階層となったモンゴル人や満洲人の奉じるチベット仏教の影響や清末民初の近代化などと仏教の関係が論じられていて興味深い。日本の中国仏教の本といえば遣唐使の時代以降は禅宗との関わりくらいしか中国仏教について触れないことが多いので本書は勉強になった。