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仏教の東伝と受容
著者 沖本克己(編集委員)
中国では、インド伝来の仏教思想を「漢訳」(サンスクリット語から漢語に翻訳する)という形で受容しました。そのことが、日本をはじめ東アジア全域への仏教伝播を可能にしたと言えま...
仏教の東伝と受容
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新アジア仏教史 06 仏教の東伝と受容
商品説明
中国では、インド伝来の仏教思想を「漢訳」(サンスクリット語から漢語に翻訳する)という形で受容しました。そのことが、日本をはじめ東アジア全域への仏教伝播を可能にしたと言えます。その一方、目まぐるしく交替する歴代王朝においては、皇帝権力と仏法の摩擦、儒教・道教・仏教の三教にまつわる優劣論争が激化しました。伝来から漢訳事業、三教論争の経緯を通じて、中国初期仏教の真実の姿を追います。
【執筆者】
編集協力・菅野博史/木村清孝、釆ミ 晃、菅野博史、河野 訓、船山 徹、沖本克己、横井克信、入澤 崇、堀内伸二、丘山 新、ケイ 東風、神塚淑子、張 文良、古勝隆一
目次
- 第1章 中国の仏教/第2章 仏教伝来/第3章 東晋・南北朝の仏教の思想と実践―仏教受容初期の具体像/第4章 三教の衝突と融合/第5章 仏典漢訳史要略/第6章 経録と疑経/第7章 王法と仏法
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中国の仏教受容
2022/08/28 23:43
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国に仏教が伝来し受容されていく中で当地の儒教や道教と影響を及ぼしあったり夷狄の宗教として弾圧されたりといった仏教が中国化していく様が述べられている。儒教、道教との論争の中で偽経が多く作られたり漢訳仏典ができる際にどこまで意訳するかという問題など面白い。日本も漢訳仏典が伝わった国であり日本仏教の原点が始まった時代ともいえ重要な時期だと感じた。