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絶海にあらず(下)
著者 北方謙三 著
海を、わが庭のように駈ける。人智の及ぶかぎり、海とともに生きる。死ねば、海に還る――承平・天慶の乱の首謀者として将門とともにその名を知られる瀬戸内の「海賊」純友。海の民を...
絶海にあらず(下)
商品説明
海を、わが庭のように駈ける。人智の及ぶかぎり、海とともに生きる。死ねば、海に還る――承平・天慶の乱の首謀者として将門とともにその名を知られる瀬戸内の「海賊」純友。海の民を率い、ついに朝廷の水軍との対決が! 夢を追い、心のままに生きた男の生涯を描く歴史巨篇。
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紙の本
乱の後の藤原純友のことが気になる
2023/08/27 10:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
土地を熟知し、土地を戦の味方につける方法を考える。
海は、彼らのもの。朝廷の思いのままになってたまるか。
朝廷に対して乱をおこし、その後の彼の動静が気になる。
いろいろ説があるが、あるということは彼は皆に好かれていたのだろう。生きていて欲しい、と。
紙の本
北方謙三氏による「海賊」と異名をとった藤原純友の生涯を描いた歴史長編がいよいよ完結します!
2020/10/04 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『渇きの街』(日本推理作家協会賞)、『過去 リメンバー』(角川小説賞)、『明日なき街角』(日本文芸大賞)、『破軍の星』(柴田錬三郎賞)、『楊家将』(吉川英治文学賞)、『水滸伝』(司馬遼太郎賞)、『独り群せず』(舟橋聖一文学賞)などの傑作を次々に発表されてきた北方謙三氏の作品です。同書では、上巻に引き続き、承平・天慶の乱の首謀者として将門とともにその名を知られる瀬戸内の「海賊」藤原純友が生き生きと描かれます。海の民を率い、ついに朝廷の水軍との対決が実現します。夢を追い、心のままに生きた男の生涯を描いた歴史巨篇がいよいよ完結します!