空に響くは竜の歌声（9）猛炎の子竜＜電子限定＋書店限定かきおろし付＞【イラスト入り】

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

９代目竜王と龍聖の悲劇は８代目のリューセーが早世したこと、エルマーン王国に召喚される前に結核に罹っていたことから運命が狂い始めたのかも知れない。と同時に日本では明治になり帝国主義、廃仏毀釈と時代の変化が起きていた。
エルマーン王国全体にリューセーや竜王の早世に焦りが生まれ、十分な知識も心構えもない龍聖と側近のジョンシーが追い詰められていくのは読んでいて痛々しかった。
誰かが悪いわけでもないだけに辛い。

フェイワンが強いのはあんなに辛い思いを乗り越えて覚悟を持って王になったからなんだと思った。そして10代目リューセーの思慮深さに感心する

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投稿者：生姜と檸檬　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

辛い内容であることは読む前からわかっていたので覚悟が必要でした。
あの日記の書き手の物語・・・。
それを語るにあたり、龍聖がフェイワンのおいたちを辿るという形にしてくださった筆者に感謝。
辛かったけれど、読み終えることができました。

歴代竜王の中で最も過酷な環境で育ったフェイワン。
巡り合った龍聖が9代目のあの龍聖で本当によかった。
また改めて1巻から読み直したくなりました。

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投稿者：れんぽん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

フェイワンの父王とそのリューセーのお話がメインです。明治に変わり大和の世界が変化した中で生まれた歪み、その犠牲になったリューセー、そのリューセーのを愛したランワン。その悲劇がフェイワンの苦しみも生むわけですが、幸せなフェイワンを知っているので、少し救われたように感じます。

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投稿者：夏みかん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ9作品目の今作は位置的にシリーズ1作、2作、8作の竜王フェイワン編となりますでしょうか？
竜歌ファンは、悲恋と思い勇気がいるかも知れませんが、読んだ後にもっとフェイワンが好きになると思います（タンレン&シュレイの馴れ初めもあります）。そして歴代の龍聖を思い出した時にやっぱりアンタしかいないよ！って背中をバーン！って叩きたくなるお似合いカップルです。
竜歌シリーズを読んだ事が無い人でもわかるように話が紡がれるので、こちら読まれた後にこの幸せ家族の始まりをシリーズ1作に戻るカタチで読んでみるのもアリかもと思います。成る程、成る程！って感じでパズルがハマるように読み進められると思います、是非オススメです(^^)

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投稿者：夏みかん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

書籍も持っていますが、電子限定、書店限定SSと電子でも読みたいので購入しました(^^)。
2つともに8代目のエピソードですが、すごく心温まります。リアルもそうですが、必ず幸せな時間ってある。読み終わった後に思い出し泣きしてしまった。哀しくてではなく、じわっと不思議な涙でした。書籍購入済みの方も是非読んで欲しいSS大満足でした！

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投稿者：みゅー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

８代目のリューセーのお話は無いだろうなと思っていたのでびっくりしました。
作者もあとがきで語っているように、何故フェイワンは命の危機にさらされながらも婚姻を拒む龍聖の事を待てたのか。子供の頃はどうやって過ごしていたのか、どうして暗黒時代が始まったかなど、誰からも語られなかった事実がやっと判明しました。
余談ですが、ラウシャンがなんであんなに長生きなのかもちゃんとした理由があったんですね。納得。
これを読むと１巻をまた読み直したくなります。