紙の本
これは「ビジネス本」に入るかな
2019/09/05 17:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
講演する人に昔聞いた話ですがが、聴衆が老若男女幅広い層というのが一番やりにくいといいます。
同じ志向の人であればそちらの方向で話ができるが、志向が違えば話が多方面になって収拾がつきにくいのでしょう。
本をどう読むか、さらには副題にあるように「書く」「話す」「伝える」力がいっきにつくというこの本の場合、著者は読者をどう設定したのだろう。
その答えは冒頭に出てきます。
よく読む本の傾向を尋ねるページが最初にあって、「ビジネス本」をよく読む人は「自分の能力を伸ばして仕事に役立てよう」とするタイプで読んだ本をスキルに変えることを、「小説・漫画」をよく読む人には、読んだ内容を忘れない方法を学べるとあります。
つまりは、どちらのタイプでも大丈夫だというわけですが、文章のトーンはどちらかといえばビジネス志向。文章の端々に「仕事でうまくいくには」的な書き方があります。
なので、この本は本好きの人というよりは「ビジネス本」に近いように思います。
目次を読むと、さらによくわかります。
「伝える力」「引用力」「雑談力」「文章力」「スキルアップ」「リーダーシップ」などの項目名が並んで、「ビジネス本」でよく見かけるような構成になっています。
斎藤孝さんが親切なのはそれらの項目の時々で、本の紹介が入ること。それらの本のほとんどが古典というのもいいし、「ビジネス本」もカバーしているのも、想定した読者向けの選択です。
読書をどう仕事に生かすか、そんな「ビジネス本」と割り切って読むのがいいと思います。
紙の本
アウトプットの方法が色々
2020/12/08 09:14
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投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すぐに実践出来そうな具体例と、アウトプットすることのメリット、齋藤先生オススメの本がたくさん紹介されていました。
私個人としての感想は、あまり目新しさはなく、実践していることを続けていったら良いのだな…と再確認した感じです。
実践していない方法については、「取り入れてみたい!」と思えなかったり…(「本の言葉を会話や文章に引用する」など)
紹介されている本の中で読んでみたいものがあったのが収穫です。
芋づる式に読みたい本が増えていくと、得した気持ちになります。
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<目次>
はじめに アウトプットすれば読んだ本はいっきに役立つ!
第1章 読んだ本は忘れてしまうまえにアウトプットすればいい!
第2章 読んだ本から「伝える」「話す」「書く」力を引き出す!
第3章 本は読めば読むほどあらゆる「スキル」がつく
第4章 本を読んで心をしなやかに整える
<内容>
斎藤さんはあちこちで同じようなことを言っているので、読書に特化したこの本も、内容的には新しさはあまりない。一か所、「引用」をベースに書き出すと書きやすい、を付箋をした。そういう手があるか、という感じ。巻末の紹介本のリストが役立ちそう⁉
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斎藤孝さんの読書本としては「読書する人だけがたどり着ける場所」に続いて2冊目。
読んだことを最大限身につけるための具体的方法と推薦書が豊富に紹介されている。
前述の「読書する人だけが〜」と重複する内容もあるためこっちだけ読めば十分かな?という気もする。
わたし自身、読書は好きだが最大限の効果が得られているか悩みもあったので、こちらに書いてあることを少しずつ実践し、推薦書も読んでいきたい。
読書本としては永久保存版にしても良い内容。
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本書は、本を読んだ後にどのようにアウトプットすればよいのか、ということをテーマにして読書技術を指南する本である。著者は「読書というのはこのアウトプットがあってこそ意味のあるものになります。なぜなら読みっぱなしだと、どうしても内容を忘れてしまうからです。仕事にも人生にも何も生かされないまま、記憶のもくずと消えてしまうわけです。」と冒頭で問題意識を述べる。著者によれば、①読書で得た内容を記憶し、②どのように生活の中で生かしていくかを考える為に、読書のアウトプットが重要である。読書は好きだけれど読んだそばから内容が抜けていってしまう、これから読書の記録をはじめてみたいと思うけれどどうしたらいいのだろう、という人にはお勧めである。
このような読書のアウトプットの重要性やそのノウハウを説く本は珍しくない。では本書の特徴は何か。それは本書が「読みやすさ」というところにこだわっていることである。例えば、見開きごとに主張が一言でまとめられており、パラパラ読みをしただけでも内容が理解できるようになっている。また、フォントの大きさや形式、ページごとの構図も工夫され、活字が読むのを苦手という人にも手軽に読みやすいようになっている。それでいて、著者は発行部数1000万部を超えるベストセラー作家。読書の本質をよく理解していると推察される人物であり、「読みやすさ」を重視した本が陥りがちな「内容の浅さ」は見当たらない。
具体的な読書技術について私は、“引用で文書を作成する”、に影響を受けた。「私は論文を書くとき、まず、資料を読みながら引用したい文章やデータを先に打ち込むようにしています。なぜなら「最初から自分の考えを書こうとすると、気が重くなってしまう」から。書き始めで大きくつまずいて、なかなか先に進めてなくなるのです。」(86)この戦略はなかなか正しいと思った。著者の言うところは私自身にもよくあてはまることで、自分の意見や文章からではなく、引用から(あるいはデータから)文章を書き始めるという戦略 は今後の物書きの時に試してみようと思った。書評を書く時に、とりあえず、①本の一部分を引用して文章として書いていくこと、②それにコメントをつけていくこと、ということを徹底しようと思う。
他にも“本を読んだら、数分で人に話すようにする” “読書をSNSなどでLIVE配信する” “2割読みを目指す” などの読書アドバイスから、“人物伝を読んで成功者の頭の中を知る”という著者の読書の楽しみ術まで、「本を読むこと・読んだ本から学ぶこと・アウトプットすること」についての幅広い内容が盛りだくさん。読書をする際に手元に置いておきたい必携の書。
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読んでいる本をライブ配信するというのは、面白い考えだと思った。これまで本に線を引きながら読んで、まとめを書くためにもう一度、線を引いたところを飛ばし読みしていくという方法をとっていた。なかなか長文にまとめるのは難しく、アウトプットの頻度はそれほど多くはならない。
このやり方を実践すると、書いたことは、すぐにアウトプットでき、SNSへの頻繁な更新にも繋がりそうな気がする。試してみる価値はありそうだ。
ハウツー本から方法論を学び、教養本から精神論を学ぶとある。
精神論は自らを鍛えたり癒したりとても有意義な感覚があるが、それだけでは結果は伴わない。方法論を飛ばし読みして参考にしながら、やってみよう。
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「読んだ内容をすぐに忘れてしまう」という悩み
を多くの人が抱えているはずです。それを解決す
るのは月並みですが、アウトプットするに限りま
す。
ただ、アウトプットと言っても手段は色々とあり
ます。
読書メモをとる。友人に内容を話す。会話で引用
する、などです。
後半はどんなインプットを行うか、つまりどんな
本をどういう形で読むか、などの読書論です。
つまりアウトプットの前に、当然インプットがあ
るので、その質も高めようという内容なのです。
横書きの平易な文章で分かり易く入っていける
一冊です。
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2019/10/14*読了
斎藤孝氏が色んな書物を読んだ結果をアウトプットしてできたのがこの本かな?というのが感想です。
自分にはプラスになったので読んで良かったかなと思います。
1章2章…主にアウトプットに関する技法の話
3章…本を読むことで色々なスキルが身に付くという話
4章…本を読むことが心を整えることに繋がるという話
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SNSの活用や文章の書写きしは実践したいと思った。
紹介本がたくさん載っており何冊か興味を持ったので読んでみたい。
●SNSで読みながらコメントを発信する
●本の内容を要約し人に話す
●いい文章を書き写す
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どうやってアウトプットするか知りたくて読んだので、
具体的に「これやってみよう」ってかいてあるのがよかった。
おすすめの本も紹介されていて、こういう本がいいのか!と参考になったし、読みたいなと思った。
★HOWTO本は。要約してチェックリストをやりたい!
本をよんで、へぇなるほどってなるだけとか、
知ってるよ!当たり前のことしか書いてない!ってなるのはだめって、
自分すぎてグサグサきたw
なるほどーだけじゃなくて、アウトプットして復習したり、
知ってることや当たり前のことも、要約してチェックリストにして実践できてるか確認したりすればいいんだな。
★ライブ配信もやりたい
アウトプットするぞ!ってなると身構えちゃうなーと思ってたので、
「本を読むときにSNSでライブ配信する」のはよさそう~と思った。
気軽だし、アウトプットを意識しつつよめそう。
★教養のために読んだ本で引用やりたい
あと、引用したい文を3つみつける!っていうのもすぐできそう。
だらだら~と読むのを防げるし、引用することによって復習にもなる。
★実用書は20分読みやりたい
20分で読んで、要約(1分にまとめて話す・300〜400時にまとめる)は、たしかによさそう。ざっとよんでよさそう!ってなれば詳しくよめばいいし!!実践して積ん読無くしたい。
✍️20分読みの仕方
目次とはじめにを読む(目次に大体キーワード隠れてる)
本の要点と思ったところざっと読む
パラパラめくりつつ最後までつまみ読みする
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ビジネス書と小説の両方の読み方について書かれている。自分用のメモ、SNS等での発信を念頭に入れて読むことが大事か。巻末のチェックリストだけでも概要が分かる。著者推薦書も豊富で、本選びの参考にもどうぞ。
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各項目がコンパクトにまとめられているため、目次からのつまみ食いがしやすい。手軽に試してみようかなと思えるものが多い、と、とりあえずSNSにコメントを残してみる。本の紹介も各所に。技法紹介が主なので、読みたい本がより増えるのは先日読んだ『読書する人だけが〜』の方。
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アウトプットにとどまらず本の読み方や本を読むことの意義といった読書全般に関する考え方が書かれた本という印象を持った。単にビジネス書からテクニックを得るだけでなく、小説漫画古典などで教養を深めることの大切さがわかった。どんなジャンルの本も否定しない著者の本好きな性格が伺えた。お勧めの本も紹介されていて、実際に読んでみたいと思うものが数多くあった。
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出張と帰省で気がつけば月の大半を移動時間に費やしている単身赴任34歳と10ヶ月の私。
せっかくだから本を読んでスキルアップに、どうせ読むなら読書の達人の方法を使って読んでみようと思い購入しました。
人間はせっかく本を読んでも1時間後に56%、1日後に66%、1ヶ月後には79%忘れるらしい。
そこで記憶の定着に必要なのはアウトプット循環。単純な私は即ブクログに登録。
どうなるかわからんけど、まずは35までの2ヶ月間様々なジャンルの本に捌き読みで挑んでみます。
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参考文献の紹介がほとんどでした。
いろんな本を読む中で、このアプリを使ってアウトプットしたり、自分の考えメモとして残すことは大切だと思いました。
読者は続けていこうと思います。