うちの父が運転をやめません

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投稿者：K　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

私も以前車社会の所に住んでいました。
こんなに過疎化でも田舎でもありませんが、一人一台の車社会。
18歳で車の運転嫌いな私も免許取って運転しなきゃならなかった中、教習所に通ってる時高齢者の方も通われてました。
高齢者運転問題は私の耳には入ってきませんでしたが、個人的に車社会じゃない所に住むようになって何年経っても車を運転しなくていい気楽さを実感します。
事故なんて何歳でも起こしますから。

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投稿者：makiko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高齢者にとって自動車の運転は単なる移動手段ではなく誇りや生きがいと結びついているのだということと、高齢の親を抱えた現役世代の悩みがうまく小説に仕立て上げられていました。脱サラして移動スーパーを初めて軌道に乗せるという解決法は少しうまく行きすぎという感じがしましたが、エンターテインメント小説としては、それもアリかな。この著者は社会で取り上げられている時事問題をうまく小説にする人だなあといつも思います。

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投稿者：Todoslo　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高齢者へ免許証の返納を促すだけでなく、地方の交通機関の未整備についても取り上げています。父と息子がわだかまりを乗り越えていく終盤に、僅かな希望がありました。

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投稿者：じゃじゃ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

題名から想像した親子のエピソードとは丸っきり違う、そのギャップに一気に惹き付けられた。主人公の葛藤は、社会問題でもあり、誰にでも身につまされる内容であるにも拘わらず、その難問を爽やかに書き上げている所がとてもよかった。主人公は特別な人ではなく、自分や、身近な人に置き換えられるような設定なのがポイントだと思った。いくつもの問題提起をしているのに、読後の爽快感はそれを感じさせないものだった。

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投稿者：チップ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

垣谷さんの作品は色々あって最後は大団円を迎えるものが多い。
途中、ご都合主義と思う部分があってもある程度納得できるものが多かったのだが、本作はあまりにも非現実的でがっかりした。

前半は垣谷作品らしい展開で高齢者の運転問題。
地方では現実として車がない生活は問題が多い事などが次々と起こる事件で語られる。

後半になると主人公が突然Uターンして移動スーパーを始める話になってくる。

参考文献に記されている「とくし丸」をモデルにした移動販売の紹介小説のようになってしまっていて残念に思った。

垣谷作品としてはレベルは低いと思うが、それでも読ませてしまうのはさすがだと思った。

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投稿者：あや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

2年ぶりの再読でしたが父親の語り口がなんだかくどい。
無理やり反省に持ち込むみたいな感じ。
どちらかというと私は息子さんに近い年齢なんだけど、
こんなに何かと反省、自省しきりな父は嫌だ。と感じてしまった。

本筋よりもそっちのくどさに目が向いてしまう！

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投稿者：nap　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

途中から物語の本筋が変わってる。
高齢運転者の話ではなく、移動販売車の話になってる。
東京と兵庫県の但馬地方を頻繁に往復できるって、どんな金持ちよ。
田舎の両親をいきなり東京のウイークリーマンションに住まわせるとかありえないし。
都合よくストーリー進めすぎ。