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さよならが言えるその日まで
著者 高木 敦史
ねぇ、嘘だって言ってよ、お父さん――。その日、ありふれた日常がひっくり返った。教え子を誘拐したまま、事故死した父。親族、警察、マスコミーー誰も何もわかってない!遺された娘...
さよならが言えるその日まで
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さよならが言えるその日まで
商品説明
ねぇ、嘘だって言ってよ、お父さん――。
その日、ありふれた日常がひっくり返った。
教え子を誘拐したまま、事故死した父。
親族、警察、マスコミーー誰も何もわかってない!
遺された娘は、父の名誉にかけて、真相を追う。
「静岡県三島で交通事故が発生。運転していた男性一名が死亡――」ニュースを見た森遠伊緒は愕然とする。亡くなったのは自分の父だった。だが、悲嘆にくれるのも束の間、追い打ちをかけるように驚愕の事実が判明する。事故発生当日の未明に失踪した少年の痕跡が、事故車から発見されたという。自分の父は誘拐犯だったのか――いや、そんなわけがない。周囲からあびせられる非難、マスコミの追求、警察からの圧迫。折れそうな心を奮い立たせ、伊緒は真相を知るべく、行方不明の少年を探すと決意するが……。
ミステリ界期待の新星が書き下ろす、「家族のカタチ」を問う傑作ミステリー!
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子供の必死な訴えと大人のありかた
2021/01/27 04:21
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
誘拐犯の汚名を着せられ事故死した最愛の父の無実を証明すべく奔走する娘と、それを取り巻く善悪入り乱れた周りからの視線。行方不明の少年を捜し紐解いた先に見えた真実が何とも切なく憤りを感じた。大人が思うより子供は多くの事を感じ考えているという事を知るために教育者の方に是非読んでもらいたい