笑う執行人 女検事・秋月さやか
著者 著者:久間 十義
六本木のクラブのVIPルームで撲殺された死体は、鋭利な刃物で鼻がすっぱりと削がれていた。殺されたのは、青年実業家の在日韓国人三世だった。異様な殺人は、連続殺人となった。そ...
笑う執行人 女検事・秋月さやか
09/26まで通常968円
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商品説明
六本木のクラブのVIPルームで撲殺された死体は、鋭利な刃物で鼻がすっぱりと削がれていた。殺されたのは、青年実業家の在日韓国人三世だった。異様な殺人は、連続殺人となった。その頃、東京地検特捜部に28歳の若さで配属された秋月さやかは、”無理筋”の仕事に戸惑っていた。大物代議士の不正献金事件の証拠がつかめず、立件が難しくなってきていたのだ。それにも拘わらず捜査を急ぐ特捜部。正義を掲げて秋月は孤立していく。いつしか結びつく二つの事件。その背景には日本社会の腐敗した組織構造があった。捜査一課のベテラン刑事・神代と、財務省出身の美男子弁護士・朝比奈と新米検事・秋月は事件の真相に迫るー。科警研所属の医師・白鳥奈津子も登場。著者渾身の社会派ミステリー。
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検事・秋月
2020/04/21 10:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京地検特捜部に異動した秋月さやかは赴任早々、国会議員の贈収賄事件を捜査する。一方、六本木のクラブで在日の青年実業家が覆面をした何者かに殺害される。贈収賄事件を調べていくうちに、青年実業家の殺人事件と関りが徐々に明らかになっていく。
検事・秋月、捜査一課・神代、医務技官・白鳥それぞれの活躍を描く。
誰を主人公にしても成り立つような作品でした。