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電子書籍
飯田龍太全句集
著者 著者:飯田 龍太
伝統俳句の中心的存在として活躍、昭和俳句史に厳然とその名を刻む飯田龍太。「大寒の一戸もかくれなき故郷」「かたつむり甲斐も信濃も雨のなか」「春の鳶寄りわかれては高みつつ」な...
飯田龍太全句集
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飯田龍太全句集 (角川ソフィア文庫)
商品説明
伝統俳句の中心的存在として活躍、昭和俳句史に厳然とその名を刻む飯田龍太。
「大寒の一戸もかくれなき故郷」
「かたつむり甲斐も信濃も雨のなか」
「春の鳶寄りわかれては高みつつ」
など、郷里の風光と人事をこまやかに詠い上げた。
鋭敏な感覚と豊かな叙情に支えらえた作品群は、高潔にして格調高く、自在の境地を示している。
既刊句集10冊に拾遺を加えた全5728句に、自句自解抄、年譜、季語索引を付す決定版!
解説・井上康明
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紙の本
戦後の我が国の俳界を牽引してきた飯田龍太氏の代表作5728句を収録した一冊です!
2020/04/28 10:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、俳誌「雲母」を主宰し、戦後の俳壇において森澄雄とともに伝統俳句の中心的存在として活躍した飯田龍太氏の代表的な5728句に注釈を付けて収録した画期的な一冊です。飯田氏と言えば、「紺絣春月重く出しかな」(1951年)、「春すでに高嶺未婚のつばくらめ」(1953年)、「父母の亡き裏口開いて枯木山」(1966年)、「一月の川一月の谷の中(1969年)、「かたつむり甲斐も信濃も雨の中」(1972年)といった故郷山梨県の大自然の中での生活、風土を柔軟な感性と格調高い文体で詠んだ句がかなり多いとされています。伝統俳句の雄としてしばしば森澄雄と比較されましたが、飯田氏の句の特徴は、この風土性という点にあり、虚実という点で傾く度合いが強いとも評された人物です。我が国の戦後を牽引してきた俳人、飯田龍太氏を知ることのできる貴重な一冊です!
紙の本
最強二世俳人
2021/02/04 16:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井端隕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
飯田龍太は父親を超えている、珍しい二世俳人である。どの二世俳人も親を超えられず、結局親の名で食わせてもらっている感が強いのだが、この人だけは違う。ぜひ読んで欲しい。