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電子書籍
会計の時代だ ――会計と会計士との歴史
著者 著:友岡賛
ビジネス教養のひとつとして脚光を浴びている会計学。「複式簿記」「期間計算」「発生主義」など会計学の重要概念誕生の経緯から、「会計士」がどんな仕事をこなし、どんな社会的地位...
会計の時代だ ――会計と会計士との歴史
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会計の時代だ 会計と会計士との歴史 (ちくま新書)
商品説明
ビジネス教養のひとつとして脚光を浴びている会計学。「複式簿記」「期間計算」「発生主義」など会計学の重要概念誕生の経緯から、「会計士」がどんな仕事をこなし、どんな社会的地位を占めてきたのかまで、その「歴史」を辿り、会計だけでなく株式会社や資本主義社会の問題を考え直す。格好のテキスト。
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紙の本
歴史好きのための会計入門書
2009/10/05 12:32
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会人として、会計の知識は最低限必要とされていますが、
勉強してもなかなか身につかない、
あるいは最初から苦手意識を持っている人に
お薦めしたい1冊です。
特に歴史好きの文系の人はおもしろく読めます。
会計の発生というと19世紀のイギリス、ということになっていますが
複式簿記の発生から見ると、14~15世紀のイタリアだそうです。
それがネーデルランドにわたり、18世紀にはイギリスに。
会計もルネッサンスや世界一の経済大国の変遷と
同じ道をたどっていました。
資本主義と会計の関係や、
どうして会計は1年で区切るのか、
減価償却とはなにか、
会計のプロの会計士の始まりなど、
易しく書かれていて、スーッと読んでしまいます。
その上、ちゃんと会計の歴史は理解できますし、
会計について本質がわかりかけました。
補講「会計はつまらない」の自虐ネタも笑えます。