漂流(新潮文庫)
著者 角幡唯介
1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間海上を漂流した後、奇跡の生還を遂げた。だが8年後、本村は再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった…...
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商品説明
1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間海上を漂流した後、奇跡の生還を遂げた。だが8年後、本村は再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった……。命を落としかけたにもかかわらず、なぜまた海へ向かったのか? 著者は本村の後姿を追って沖縄、グアム、フィリピンを彷徨い歩く。国境などないかのように生きる海民の声を聴くうちに見えてきたものとは――。(解説・真藤順丈)
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衝動について
2021/02/15 10:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふりんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漂流から奇跡的な生還を果たした人が、またもや航海に出て行方不明に。なぜ人はある衝動に突き動かされるのだろうかと考えさせられる。
『漂流』
2020/04/01 15:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本では、37日間に及ぶ漂流をしたのち、再び海に戻って行方不明となった沖縄の漁師を取り上げている。この漁師は命拾いしたにも拘わらず、なぜ海に戻ったのか、そして海では何があったのか。この興味深い謎を追いつつ、海で生きる人々の民族性や歴史、戦後沖縄の歩みなどにも触れた傑作。