混沌とした世界に半歩踏み出す勇気をもらう
2021/09/18 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で大学の学長になったマリ出身の著者。
若い人たちに贈る真摯なメッセージは、彼が今まで経験し得てきた知恵の伝承でもある。難しくない言葉で書かれているが、末尾の参考文献は、日本語の著書ばかりながら、なかなか読み応えがあるものばかり!
投稿元:
レビューを見る
以前テレビ番組で著者のウスビ・サコ氏を知る。
国内外メディアで注目の日本初のアフリカ系大学長。
京都精華大学いいね!
本日発売の読んでみたい本。
【京都精華大学WEBオーキャン】「世界を旅する学長から高校生にメッセージ」 (学長 ウスビ・サコ)
https://www.youtube.com/watch?v=LRYXzyxklGo
https://www.youtube.com/watch?v=djkzI1pE4WY
私がウスビ・サコ氏を知った最初の番組は
ワタシが日本に住む理由だった。
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/201711/24001_201711062100.html
投稿元:
レビューを見る
外国人から見る日本人を題材にした著者は数多くあるが、現代の日本人とグローバルという観点から書いているところが面白い。
世界に取り残されない日本になる為にも、参考になる本だと思う。
重要ポイント
日本人の特徴・気質を持ちながら、世界のスタンダードに順応できることが本当の意味でのグローバル人
投稿元:
レビューを見る
ただ流される人生を過ごさないために自分の重要な心の声(本音)が何なのか、もっと自分と向き合う時間が必要だと思った。
投稿元:
レビューを見る
良書だと思うが、個人的には「まあ、そうだよね」というものだった。ただただ合わなかっただけだと思う。
グローバル化の中で自分を持つこと、多様性が大事と訴えている割には、日本文化の内向性を批判しているような気がする。かくあるべしを提示してしまうと、それは多様性を欠くのでは?とモヤモヤしたし、そもそも日本人を一絡げに論じる論調もあまり合わなかった。学生のエピソードも出てくるものの、「そんなことある?」的な話が日本人一般のように語られて違和感があった。
とはいえ、「確かにそうだな」ということを述べてはいるし、ある人や時期には必要とされる本であると思う。
投稿元:
レビューを見る
アフリカや海外・世界に関心がある人のみならず、特に開発途上国や、国際協力について関心がある人には、ぜひ読んでいただきたい一書。著者自身は、とても個の存在を重視しつつ、また相手を尊重し、相手の話をしっかり聞くという姿勢を強調している点に、強く同意する。
投稿元:
レビューを見る
日本人としていきる、
というところにナショナリスティック?と
疑問を抱いてしまったけど、
たしかに自分も海外にいるときに日本って…って
きかれることが沢山あったから、
日本が最高!!全く問題なし!
と思う必要はないけど、
自国の文化についてしっとくのって必要だな
と思った〜。
投稿元:
レビューを見る
若い人を対象に書かれているとは思うが、若くない私にも大変勉強になった。
今の若い人たちを羨ましいと思うことも多いが、これからはボーッとしては生きていけない時代だと思え、大変だなぁと思う(大学生の真面目さ、就活の大変さだけでも、ヒェーッとなる)。
巻末のおすすめの本、こういう本を私も読まないとと思う。
投稿元:
レビューを見る
個々の細かい部分を見ると、すこーしだけ「前の章で書かれていたことと矛盾するかな…?」という部分は無くは無かったです。
ただ、全体的には自分を見つめなおす本としては悪くないかなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
あなたが、あなたのままで、変化していくために。
ご自身の経験も交えながら、これからの世の中で生きていくために大切なことを伝えてくださっています。
大人になった今読んでもおもしろいですが、この本は若い頃に出会えていたら、もっとおもしろく感じただろうなと感じました。
学生さんたちにおすすめしたい内容でした。(子育て中の親御さんたちにも)
投稿元:
レビューを見る
マリ共和国出身の方とのことで、そっちの話を期待してたんだけど、入学式の学長挨拶みたいだったわ。タイトル通りだ、私のチョイスミス。別の本に挑戦します…機会があったら。
投稿元:
レビューを見る
去年の年末のBRUTUS読書特集で取り上げられていた一冊。
たまにテレビにも出ている京都精華大学のウスビ・サコ学長の本。大学の先生だけあって、これから世に出る若者へのメッセージ的な本。でも、学生だけでなく、おっさんにでも心に響くところもある。特に、日本を出ている身からすると。
自由っていったい何なんでしょう。学びとは。哲学とは。コミュニケーションの必要性。仕事は手段。
巻末の推薦書一覧を見ると、あれも読まなきゃって、気分にさせられる。
投稿元:
レビューを見る
・氏のいう「メタモルフォーゼ」は、「郷に入れば郷に従え」とは似ているようでまったく異なる。アイデンティティを捨てないことはグローバル化社会でアピールするために重要な視点と思った。
・一方、友人同士なら迷惑をかけることに躊躇しない、というのは自分にはない感性。個人的には、むしろ親しき中にも礼儀ありを重視したいが、このあたりはどうなのだろう。
・日本人のディスカッション下手については、意見や考え方に対する批判と人格攻撃とは違う、ということについて、共通理解をつくることが重要だと学べた。
・基本的には個人の主体性を強調する自由主義的な考えをお持ちなように思える。共感するところも多いが、個人より社会のほうが先行する日本ではそこは難しいかも、と思える部分もある。日本人が国際化するためには、無意識にまで浸透した文化や行動原理の変革を伴わねばならないとすれば、やはり非常に難しい仕事に違いない。
投稿元:
レビューを見る
マリでは同じコミュニティの人たちが、常に一緒に生きるという意識を共有しています。何か問題が起こったら、自然とお互いに助け合いながら解決を図ります。
p127
疑う不愉快と、間違った情報で被害を受けたり誰かに被害をもたらしたりするデメリットを比較したならば、どちらを選ぶべきでしょうか。
p131
学長はあくまでも手段の一つ
p154
投稿元:
レビューを見る
遠慮で人とのコミュニケーションをやめない。
批判に対して、冷静でいる
こんにちは以外の挨拶をする。
他人のために自分を犠牲にしない
自分の心の声を大切にする。
体得したい言葉がいくつもあった。