電子書籍
パチンコ利権 - 瀕死の業界に未来はあるのか? -
著者 宇佐美典也
「三店方式」めぐる「警察」と「ヤクザ」の歴史、「在日」と「北朝鮮」と「お金」の誤解と真実、凋落を招いた「AT機」と「MAX機」の大罪、「カジノ法案」と「ギャンブル依存症」...
パチンコ利権 - 瀕死の業界に未来はあるのか? -
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パチンコ利権 瀕死の業界に未来はあるのか?
商品説明
「三店方式」めぐる「警察」と「ヤクザ」の歴史、「在日」と「北朝鮮」と「お金」の誤解と真実、凋落を招いた「AT機」と「MAX機」の大罪、「カジノ法案」と「ギャンブル依存症」の関係
――元官僚でパチンコユーザーでもある著者が国、ホール、メーカーの利権争いにメスを入れ、“グレー産業”からの脱却を提言する!!
また、パチンコの明るい未来を語るべく、『ギャンブル依存症問題を考える会』代表・田中紀子氏と、AV女優で作家でもある紗倉まな氏との対談も掲載!
「この本ではさんざんパチンコ業界の問題点を指摘していくことになるわけだが、私としてはなんとかパチンコ業界の方々に、ユーザーにとっても業界にとっても持続可能な21世紀のビジネスのあり方を見つけてほしいと外部者ながら願っており、この本が彼らにとって何らかのヒントを与えられるものになれば誠に幸いである」(著者より)
【著者プロフィール】
宇佐美典也 (うさみ のりや)
作家/コンサルタント/元経済産業省官僚
1981年生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済産業省に入省。
企業立地促進政策、農商工連携政策、技術関連法制の見直しを担当したのち、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて電機・IT分野の国家プロジェクトの立案およびマネジメントを担当。
2012年9月に経済産業省を退職。再生可能エネルギー分野や半導体分野のコンサルティングを展開。
近年では、官民を交えた動きで「ギャンブル依存症対策」にも取り組んでいる。
『アゴラ』をはじめ、『BLOGOS』『JBpress』などに寄稿多数。
著書に『30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと』(ダイヤモンド社)、『肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方』(中央公論新社)がある。
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紙の本
パチンコ好きが愛を込めて描くパチンコ業界のすべて
2021/06/03 22:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからすると、パチンコ業界をめぐる、朝鮮人人脈や警察とのずぶずぶの関係を描くのかと期待してしまうが、パチンコ好きの著者がパチンコ業界の歴史、パチンコに関連する利害関係を描く一冊。期待以上にパチンコ周辺の知識を得ることができる一方、ギャンブル依存症に対する冷淡さや焼畑農業のような出玉の出し方のようにお先真っ暗な業界であることも分かる。
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まったく難しくない本だった
2021/04/10 01:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝4時 - この投稿者のレビュー一覧を見る
堅めの題名や、官僚が書いたという事から難しい本かなと思い身構えて読み始めたら簡単に読めた。誰にでも読みやすいように書いてくれてあるようだった。最初の章は、パチンコに明け暮れた著者の青春時代やその周囲に居た友人やその時代の空気という著者のバックグラウンド、そしてパチンコへの熱い思い入れが書かれていた。
このようにパチンコをただ目の敵にしているだけではなく、パチンコ愛があり、パチンコ業界から見て話の分かる人、という立場でそのパチンコ業界が今後どう生き残れば良いのか、現在の問題点とこれから改善すべき提案が書かれた本だった。
生き残る、とは、パチンコ業界は今、ケータイゲームにシェアを奪われていたり、要するにそれは若者ユーザーが減っているという事だったり、カジノ法案によりギャンブルの定義を考える時期になっており今までなあなあになっていたそのグレーさが炙り出されてきたり、ユーザー減の為客単価を上げざるを得なくギャンブル性が高まってしまっていたり、依存症問題に乗り気じゃないその対応を指摘されていたりで存続が危うくなって来ているようだという事で、意識的に生き残れるように立ち回る必要があるということだ。
ちなみにこの本を読んだ理由は、私の元カレが三店方式の金の運び屋さんで午前中だけの仕事なのに若干割りが良く感じられる収入を得ており「なにそれ?」と当時よりずっとあやしいと引っかかっていた事と、最近可愛い後輩の女の子が「この前見合いをしたんですけど相手が大きなパチンコ屋の社長の御曹司なんですね。すごくお金持ちなんですけど新幹線の乗り方を知らないんです。どう思います?」と意見を求められたのに私は何も良いアドバイスが出来なかったからだ。
この本を読み、多少は何か言えるようになったかも知れない。し、ちょっと一冊読んだからって何も分かる訳ではないかなという気もした。根深い在日問題も絡むからだ。ただ、後輩には、夫に養って貰うにしてもその夫が世の中の役に立つ仕事で手に入れたお金で生活できた方が良くない?依存症の人につけ込んだり家庭崩壊させたりして得たお金が自分の洋服やレストランでの食事になっているって思うと嫌でしょと言えるくらいか。
せめてパチンコ屋さんが、ギャンブルならギャンブルで競馬や競艇など他のギャンブルと同程度の税金を国に収めるか、もしくは賭け事ではなく完全なる遊戯というならばギャンブル性を低くした(もしくは皆無の)台を置いて遊園地やゲーセンのようなものとなるかなど、今までのグレーないいとこ取りをやめた、仕事に誇りを持てるような企業になってくれれば、可愛い後輩も悩まずに済んだんだと思った。
また、後輩ちゃんは私がこの本を読んでいる3、4日のうちに「怪しいから断りました。自分で食べていく方が良いわ。新幹線に乗れないとか気持ち悪いし。」と見合いを断った。パチンコ業界も現代女性を納得させる道理を持たないと真っ当な考えを持つしっかりとした嫁を手に入れられない。お金があるというアピールポイントだけでは優秀な人材の心を射止められない。お金だけが好きな女性、もしくは何も考えていない女性しか嫁がないからその子供も良い歳した男性で新幹線に乗れないということになっているのかしらと思わざるを得ない。