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麻布という不治の病 ~めんどくさい超進学校~(小学館新書)
著者 おおたとしまさ
底抜けに自由なのに東大にバンバン入る内幕。東京都港区にある麻布中学校・高等学校は「自由な学校」の代名詞として知られている。制服もなければ校則もない。不文律として「授業中の...
麻布という不治の病 ~めんどくさい超進学校~(小学館新書)
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麻布という不治の病 めんどくさい超進学校 (小学館新書)
商品説明
底抜けに自由なのに東大にバンバン入る内幕。
東京都港区にある麻布中学校・高等学校は「自由な学校」の代名詞として知られている。制服もなければ校則もない。不文律として「授業中の出前禁止。校内での鉄下駄禁止。麻雀禁止」の3項目があるだけ。
それなのに、戦後中高一貫体制の一期生から60年以上、東大合格者数ランキングトップ10から一度も外れたことがない唯一の学校でもある(なのに一度も1位にはなっていない)。
各界で異彩を放つ9人の卒業生のインタビューから、「麻布病」の実態をあぶり出し、「いい学校とは何か」「いい教育とは何か」「子どもに大人は何ができるのか」といった普遍的な問いに迫る。
■麻布病【あざぶびょう】
重度の中二病による後遺症の一種。罹患者の多くには以下の点が共通している。特長:根拠なき自信、特技:屁理屈と帳尻合わせ、チャームポイント:詰めの甘さ。
■登場する卒業生
谷垣禎一(元自民党総裁)
亀田隆明(亀田メディカルセンター理事長)
前川喜平(元文科事務次官)
湯浅卓(国際弁護士)
宮台真司(社会学者)
伊藤羊一(ヤフーアカデミア学長)
千葉功太郎(個人投資家)
吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
ときど(プロゲーマー)
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紙の本
『麻布という不治の病』
2020/10/09 22:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
麻布
それは伏魔殿
入ったものを放さない魅惑的な禁忌の学校
本書は、麻布出身の教育ジャーナリストがOBたちへのインタビューを通して“麻布なるもの”をあぶりだす異色の学校紹介
メインで取材されているのはつぎの6人
谷垣禎一
亀田隆明
前川喜平
湯浅卓
宮台真司
伊藤羊一
千葉功太郎
吉田尚記
いずれも“麻布病”にかかった人たちばかり
ラインナップを見ただけで麻布がどれだけ超個性的な学校であるかがよくわかる
《麻布に入れるつもりがあるのなら
お子さんには絶対に読ませないでください》──帯の惹句
麻布を描くことにより、「いい学校とは何か」「いい教育とは何か」「子どもたちに対して大人たちは何ができるのか」という普遍的な問いにも迫ろうとする野心的な一書
副題は“めんどくさい超進学校”
ちなみに著者のいう“麻布病”とは……
重度の中二病による後遺症の一種。
罹患者の多くには以下の点が共通している。
・特長:根拠なき自信
・特技:屁理屈と帳尻合わせ
・チャームポイント:詰めの甘さ
学園紛争の内幕について書かれた付録二も含めて、文句なしにおもしろい
紙の本
個性あふれる麻布エピソード
2020/10/17 12:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京の有名進学校、麻布中学・高校OB9人のエピソードが集まった1冊です。どなたのエピソードも個性あふれ、紙幅が厚かったですが一気に読み切れました。6人目以降は著者との対談方式で書かれています。
ならびに、麻布という学校のことが色々伝わる内容でした。ちなみに、著者も麻布OBです。