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妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片
「決して手を離してはいけないよ」 そう、言われていたのに――。ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう...
妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片
妖しいご縁がありまして 1 お狐さまと記憶の欠片 (ことのは文庫)
商品説明
「決して手を離してはいけないよ」 そう、言われていたのに――。
ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう……。
時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。
「おまえ、面白いものをなくしているな」
二紫名(にしな)と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで──!?
記憶を取り戻すため、八重子は自らを神使の狐だと名乗る二紫名と祖母ととも過ごした田舎町を奔走する。
記憶が戻った時、八重子の心に残る感情は果たして──。
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紙の本
ノスタルジアファンタジー
2020/10/20 07:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
能登を舞台にした穏やかでノスタルジックな妖ファンタジー。無気力な主人公が妖しいある男との出会いで失われた記憶を取り戻すべく、祖母の欠片が鏤められている町を巡る姿がとても印象的だった。祖母の暖かさが至る所に沁みていて感動的だった
紙の本
祖母との記憶
2022/05/14 14:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:綿棒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて手に取りました。人ならざるモノたちとの交流を重ねて,失くした幼少期の記憶を探す物語です。個性豊かな登場人物が出てきますが,各キャラクターの掘り下げが弱いような気がします。世界観や設定が気に入っていたぶん,少し物足りなく感じました。