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藍の糸 着物始末暦(二)
著者 中島要
呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡し...
藍の糸 着物始末暦(二)
藍の糸 (ハルキ文庫 時代小説文庫 着物始末暦)
商品説明
呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出来栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹かせたいと願う綾太郎。そんなある日、彼は古着屋の六助を伴い、余一に想いを寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達を前に、てきぱきと働くお糸を見て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが――。大好評、連作短篇時代小説。待望の第二弾!!
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すごい
2021/01/17 11:29
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
着物の始末屋の余一が着物だけでなく人の悩み事や事件を始末してしまう短編四作からなる作品。
藍の糸・・・余一の考えは?
魂結び・・・母の思いは?
表と裏・・・座布団に込められた思いは?
恋接ぎ・・・捨て子の未来は?
難儀事を見事に解決する余一の手際の良さと着物から全容を理解する能力には脱帽します。