- 販売開始日: 2020/11/09
- 出版社: 裳華房
- レーベル: 「量子力学選書」シリーズ
- ISBN:978-4-7853-2511-4
場の量子論 -不変性と自由場を中心にして-
著者 坂本眞人
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本...
場の量子論 -不変性と自由場を中心にして-
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商品説明
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書は、自習用、もしくは自主ゼミなどのテキストとして使いこなせることを念頭に執筆された。内容は、“古典場の量子化”と“相互作用のない場(自由場)の量子化”に絞って、これらを“不変性”という視点から解説した。なお、“相互作用のある場の量子化”については、続刊『場の量子論(II) -ファインマン・グラフとくりこみを中心にして-』(2020年9月刊行)にて解説する。
特徴として、初学者に少しでも門戸を広げられるよう、詳しい式の導出や説明を極力省かない方針とした。特に、得られた式の物理的意味の理解に時間が費やせるように試みた。また、本文中には、読者のつまずきやすい箇所でのコメントに加え、式導出や証明、役に立つ公式や考え方のアドバイスなどの注釈を設けた。さらに、“check”と題した問題も設けられており、意欲のある読者は是非チャレンジしてもらいたい。その解答は、裳華房ウェブページ上で公開している。
目次
- 1.場の量子論への招待
- 2.クライン‐ゴルドン方程式
- 3.マクスウェル方程式
- 4.ディラック方程式
- 5.ディラック方程式の相対論的構造
- 6.ディラック方程式と離散的不変性
- 7.ゲージ原理と3つの力
- 8.場と粒子
- 9.ラグランジアン形式
- 10.有限自由度の量子化と保存量
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とても良い本だと思います。
2017/08/10 17:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kouno - この投稿者のレビュー一覧を見る
場の量子論の入門書としてピッタリだと感じました。
式を丁寧に追って行ける本で説明もしっかりあります。
余談やコラムで難しい話がこの後でどの分野につながって行くのかも見通しができてモチベーションの維持に役立ちます。
ワインバーグの本を読むのがキツい方はこっちをまず試してみるのが良いかと思います。こっちの方が式がスッキリしていますので。