読割 50
電子書籍
やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日
著者 NHKスペシャル取材班
2020年の1年間で生み出されたデータ量は「59,000,000,000,000GB」。これは、YouTubeの高画質動画57億年分にも相当する。デジタルは、私たちの社会...
やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日 (講談社現代新書)
商品説明
2020年の1年間で生み出されたデータ量は「59,000,000,000,000GB」。
これは、YouTubeの高画質動画57億年分にも相当する。
デジタルは、私たちの社会をさらに自由に、豊かにしてくれるーー。
しかし、それが実にはかない願望であったことを、私たちはいま実感させられている。
SNSの広がりは「真実」と「フェイク」の境界をあいまいにし、私たちは「フェイク」に踊らされるようになった。
文脈を失い、断片化された情報は、それがデマであってもまるで真実であるかのように、「いいね」がつけられ、世界中に拡散されていく。
ビッグデータに蓄えられた検索履歴は、私たち以上に私たちのことを知り尽くしたデータ=「デジタルツイン」となり、私たちのプライバシーを丸裸になりつつある。
にもかかわらず、私たちは、デジタルの恩恵から逃れられないのだ。
フェイクが横行し、プライバシーが剥奪され、リアルはデジタルに侵食されるーー。不自由で非民主主義的な世界を、私たちはどう生きるべきか。
「フェイクによって何が奪われているのか」「便利さと引き換えにどのようにプライバシーを受け渡してしまっているのか」という2つの問題意識をもとに、2020年4月5日、12日に「NHKスペシャル デジタルVSリアル」というシリーズ番組を全2回で放送した。
この放送だけでは伝えきれなかった取材内容をふんだんに盛り込み、現代のデジタル世界を紐解いていくというのが、この本の狙いである。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
思わず身震いする衝撃の内容
2020/12/31 23:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
我々現代人が、いかにネットで弄ばられているか、その事実を突き付ける、衝撃の内容でした。
第3章で、ある人物の実際の姿を、ネットを駆使して徐々に暴いていく内容には、思わず身震いしました。
基本、講談社現代新書のカバーは白基調ですが、当書は敢えて黒基調となっています。
紙の本
いたちごっこ
2020/12/28 15:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人々は決してネット情報をうのみにしているわけではないが、公共の福祉等を盾にデジタル監視によるプライバシーの問題やフェイクビジネスの隆盛による民主主義の死といったテーマを通してデジタル社会との向き合い方をまとめた書。