電子書籍
廃墟の片隅で春の詩を歌え 王女の帰還
革命により王政が倒れた国・イルバス。処刑された前国王の遺した三姉妹の末王女アデールは、最北の辺境に建つ「廃墟の塔」に幽閉され、己や国の未来のことなど考えられず、ただ厳寒を...
廃墟の片隅で春の詩を歌え 王女の帰還
廃墟の片隅で春の詩を歌え 1 王女の帰還 (集英社オレンジ文庫)
商品説明
革命により王政が倒れた国・イルバス。処刑された前国王の遺した三姉妹の末王女アデールは、最北の辺境に建つ「廃墟の塔」に幽閉され、己や国の未来のことなど考えられず、ただ厳寒を耐え生き延びるのが精いっぱいの日々を送っていた。そんなある朝、他国に亡命していたという姉王女ジルダから手紙が届く。「イルバスを取り戻す気があるのなら――」。廃墟を逃れたアデールを巡り、様々な思惑が錯綜する。彼女と王国を待ち受ける運命とは!? ※本書は、eコバルト文庫「廃墟の片隅で春の詩を歌え」シリーズ3冊をもとに加筆修正をし、再編集したものです。
目次
- 第一章/第二章/第三章/第四章/第五章/燃えさかる道を歩いて/宝石箱の中の、失われた世界
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
早く続きが読みたい
2021/02/06 08:36
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙にひかれて、読み始めたら・・・一気読みでした。革命後、廃墟の塔で、長年、すておかれるという、一番過酷な状況におかれていた王女が助け出されることから話がはじまります。覚醒するかのように成長し始めた主人公が、今後どうなるのか気になります。甘さのない、政治色の強い巻ですが、グレンが主人公に一途なところにほっとします。幸せになってほしいな。
電子書籍
さぁ、どうなる
2021/07/25 18:12
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんとん - この投稿者のレビュー一覧を見る
きょうだいや、まわりの大人の言うことを聞いていることしかできなかったアデール。ただ鳥籠のなかで、過ぎゆく月日を耐えることで己を守っていたアデール。さぁ、貴女はこの後、何を選ぶのでしょうか。
紙の本
珠玉のヒストリカルロマン、開幕!
2021/07/17 22:28
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子版既読。書き下ろし短編目当て。
本編は既読部分なのでさっと流し読みなので加筆はよくわからず。
この時点のアデールは読んでてかなりもやもやする主人公なので何度も読むのは結構しんどいかなぁ。
書き下ろしは二人の姉それぞれの視点で、過去と現在。
二人とも姉妹を疎ましく思う部分がありつつ、それでも姉妹だからずっと共にいると考えていた幼少期の日常がなんともいえない。
あの日々が続いても窮屈だった気はするし、かといって一度バラバラになってようやく再会しても判りあえず蹴落とし合うことを考えてる現状もな……。