電子書籍
私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた
祝日に公開処刑をみるのが民衆のストレス発散だった――◎情報統制で自分の親戚が餓死したことも秘匿された◎完全に時代に翻弄された父親たち◎三人兄弟でズボン一つ、五人家族で布団...
私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた わが青春の中国現代史
商品説明
祝日に公開処刑をみるのが民衆のストレス発散だった――
◎情報統制で自分の親戚が餓死したことも秘匿された
◎完全に時代に翻弄された父親たち
◎三人兄弟でズボン一つ、五人家族で布団が一組
◎無実の両親を密告した息子が英雄にされた時代
◎数千万人が死んだ歴史を抹殺した中国共産党
◎「毛沢東が唯一した正しいことは自分が死んだこと」
◎八〇年代に中国を夢中にさせた日本の大衆文化
◎中国政府が反日運動を弾圧していた時代があった
◎天安門事件以後完全にとまった政治改革
◎弾圧を受けても劉暁波が中国に止まった壮絶な理由
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
一番幸せな国だったよね
2018/07/18 10:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
評者の子供時代に文化大革命があった。当時NHKのような中国御用達(中国共産党の舌?)のマスコミは,躍進する新中国の礼賛番組を流していたのをうっすらと記憶している。そして「あの輝くような笑顔を見よ!」とか言っているお兄さんお姉さんがいて,こいつら嘘くさいなと思っていた。それが今のうざったい団塊の世代だとは後年きがつきました。いつまでも迷惑な人々です。
そのような苦難の時代を若者として過ごされたお二人の対談です。天安門事件まではシナにも夢があったのだなと認識した。挫折を経て多くの青年が汚い金儲けに奔走するようになってしまったというのも中華風だ。今また雲行きが怪しいという。天安門事件のときは自民党の親中派が無理やり助けて復活させてしまった。ある意味,中国が真っ当な国になるのをつぶしたとも言えて,そのような人々(たとえば小沢一郎)は人類(中国人も含めて)の敵だ。日本(と多くの中国人)を犠牲にして中国共産党に奉仕する人々が再び現れないことを祈る。