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呪い禍 古道具屋 皆塵堂
著者 輪渡 颯介
料理屋・福芳で修行するも、やむを得ない事情から店を辞めることになってしまい、途方に暮れていた麻四郎。困って街を歩いていると、古くからの知り合いである千右衛門に声を掛けられ...
呪い禍 古道具屋 皆塵堂
呪い禍 (講談社文庫 古道具屋皆塵堂)
商品説明
料理屋・福芳で修行するも、やむを得ない事情から店を辞めることになってしまい、途方に暮れていた麻四郎。
困って街を歩いていると、古くからの知り合いである千右衛門に声を掛けられ、皆塵堂を紹介される。
どうやら人手が足りないらしく、ひとまず十日ほど試しに働いてみることに。
麻四郎が店番を手伝っていると、呉服屋の弥平という男が訪れ、やけに綺麗な壺を「ただで引き取ってほしい」という。
おかしな話だが、峰吉の巧みな交渉によって、壺数個を買うことを条件に、綺麗な壺を引き取ることに。
だがその晩、麻四郎がふと目を覚ますと壺の口から人の手が出てきていて……!?
その幽霊の正体とは? そして、麻四郎の不運の本当の理由とは。
大人気シリーズ、3年ぶりの待望の新刊!
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新人
2021/06/20 07:03
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
皆塵堂に新人が加わる。今までになく、素直で真面目な麻四郎。板前だったけど、店の都合で退職したときから小さな不運続き。怪談事も次々と起こる。麻四郎の家には代々受け継ぐ因縁があることまで分かってくる。皆塵堂の店主のゆったり感は心地よく広がり、峰吉の意地悪そうで居て働き者の姿は清々しく、過去の登場人物達も勢揃いして、とても楽しい大売り出しのような特別な刊でした