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電子書籍
いろはうた 日本語史へのいざない
著者 小松 英雄
いつ、誰によって、どんな目的で作られたのか。その源流は何か。どのような人たちに伝承、利用されてきたのか――。日本の言語文化史の中核であった「いろはうた」に秘められた日本語...
いろはうた 日本語史へのいざない
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いろはうた 日本語史へのいざない (講談社学術文庫)
商品説明
いつ、誰によって、どんな目的で作られたのか。その源流は何か。どのような人たちに伝承、利用されてきたのか――。日本の言語文化史の中核であった「いろはうた」に秘められた日本語の歴史と、そこに見えてくる現代語表記の問題に迫る。日本語をめぐる知的な営為のあり方を探り、従来の国文法を超克した日本語の姿を描く、日本語史研究の古典的名著。
目次
- 第1章 以呂波の輪郭
- 第2章 以呂波の古い姿
- 第3章 大為尓をめぐる諸問題
- 第4章 源順と阿女都千
- 第5章 誦文の成立事情
- 第6章 『色葉字類抄』の成立
- 第7章 『下官集』と藤原定家
- 第8章 『仮名文字遣』以後――以呂波仮名づかいの消長
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紙の本
誰もが知っている「いろはうた」の歴史を探った古典的名著です!
2020/03/28 10:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちがよく知っている「いろはうた」の秘められた日本語の歴史とそこに見えてくる現代語表記の問題に迫った古典的名著とも言われる作品です。同書では、「いろはうた」がいつ頃、誰によって作られたのか?またその目的は何だったのか?どのような人々に利用されてきたのか?といった素朴でありながら、ほとんどどの方々が答えられない問いに回答を試みています。内容構成も、「第1章 以呂波の輪郭」、「第2章 以呂波の古い姿」、「第3章 大為尓をめぐる諸問題」、「第4章 源順と阿女都千」、「第5章 誦文の成立事情」、「第6章 『色葉字類抄』の成立」、「第7章 『下官集』と藤原定家」、「第8章 『仮名文字遣』以後」となかなか興味深い内容です。
紙の本
いろはうた
2020/01/30 13:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いろはうた」の源流を解明して、成立のようすがわかる。「いろはうた」や「仮名文字遣い」の歴史を研究するのには、参考になった。
紙の本
再版
2020/01/12 17:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
中公新書で刊行されていた同書が、講談社学術文庫に移って再版されました。「いろはうた」の源流や、「いろは引き」、「いろは仮名づかい」の成立も解説します。