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電子書籍
鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む
著者 著者:酒井 順子
鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三日本におい...
鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む
鉄道無常 内田百間と宮脇俊三を読む
商品説明
鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三
日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。
「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、
普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。
それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。
彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを
『時刻表2万キロ』で告白しています。
鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。
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紙の本
巨匠への愛が溢れる一冊
2021/11/03 07:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道紀行界の二大巨匠を、現代の鉄女・酒井順子が語り尽くす一冊。巨匠の鉄道愛は勿論のこと、酒井さんのお二人に対する愛に溢れた一冊でした。途中に引用のあった夏目漱石の「草枕」の「旅行をする間は常人の心持ちで、曾遊を語るときは詩人の態度にあるから」のコトバが印象深いです。
紙の本
鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。
2021/06/26 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三
日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。
「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、
普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。
それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。
彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを
『時刻表2万キロ』で告白しています。
鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です