ありんす国の料理人 1
著者 神楽坂 淳
江戸最大の歓楽街にして遊女の町・吉原。そのいちばん奥にある揚屋町で食堂「三日月屋」を営む花凜と相方の神楽。花凜は少女のころは遊女の見習いである禿だったが、料理の道に目覚め...
ありんす国の料理人 1
06/27まで通常693円
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商品説明
江戸最大の歓楽街にして遊女の町・吉原。そのいちばん奥にある揚屋町で食堂「三日月屋」を営む花凜と相方の神楽。花凜は少女のころは遊女の見習いである禿だったが、料理の道に目覚めてお店を開いたのだった。「温かくて美味しい料理を遊女たちに食べさせてあげたい」という高い志を持っていたものの、店はまったくはやらなかった。そして迎えた今日この日、店にやってきた花魁に料理をふるまい、「美味しい」と言わせれば借金を当分待ってもらえるのだが、「まずい」と言われれば店を畳んで遊女として身売りすることになっていた……。
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こんなことある?
2022/09/05 01:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
花凜という、吉原で、お店を開いている元禿のお話。花凛は、遊女になるまえの見習い禿だったが、料理の道に目覚めてお店を開いたという設定……。しかし、なんか……、無理があるような?読んでいて違和感……。
盛り上がりに欠ける話
2022/02/18 00:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸の歓楽街、吉原を舞台にしつつ、遊女屋ではなく、吉原で働く人たち、吉原に来る人達のための料理屋を描いた作品。主人公の花凜は遊郭育ち、売れっ子花魁と同じ釜の飯を食べた仲。そのつながりからのお客を期待するものの、なかなかお客は増えない。
お客のことを考えた料理を作る、場に合わせた華やかな料理を作る、値段を表示する、など、マーケティング的要素がわずかにちりばめられつつも、なんとなく料理を作って何となくなじみの遊女と話して、といった盛り上がりや主題に欠ける話という印象だった。
いくら見世物とはいえ、遊女の恰好をして料理を作るのは無理なんじゃないかな・・・。