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電子書籍
落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味
著者 辻堂 魁
大岡裁きで勇名を馳せた大岡越前は還暦を迎え、江戸町奉行(南御番所)から寺社奉行に転出していた。閑職ではないものの、大岡は事あるごとに江戸町奉行職の記録を捲って振り返る。本...
落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味
落暉に燃ゆる (講談社文庫 大岡裁き再吟味)
商品説明
大岡裁きで勇名を馳せた大岡越前は還暦を迎え、江戸町奉行(南御番所)から寺社奉行に転出していた。閑職ではないものの、大岡は事あるごとに江戸町奉行職の記録を捲って振り返る。本当に裁きが正しかったのかどうか気になってならない事件があるのだ。大岡は鷹狩で知り合った若い餌差・十一を使い過去の事件の捜索を始める。事件の鍵は意外なところにあった。その驚愕の真相とは?(講談社文庫50周年書き下ろし作品)
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紙の本
大岡裁きを振り返る
2022/06/06 08:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
大岡忠相が還暦を迎え、町奉行から寺社奉行へ転出したのち、自らの裁きに、判断の過ちがなかったどうかが気になり、とある事件の探索を始めることから物語は始まった。お上の行うこと、判断に間違いはないと、理不尽な運命の翻弄に従わざるを得ない庶民を、食い物にする者はいたのだ。大岡裁きの「一件落着」というのは、誰が罪を犯したかではなく、誰が罪を償うか、であったと、大岡忠相もうすうす感じたうえでの再吟味ではなかっただろうか。
電子書籍
ありそうな
2023/08/22 08:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大岡越前ならばありそう、と思わせる展開です。すごく真面目そうだし、仕事に熱心、正義感が強いから、もしも、自分の裁きにミスがあったら、と絶対考えそうですから。高齢になってもそういう所、変わりませんね
紙の本
真相究明に乗り出すけれど、なんかスッキリしない。
2021/09/24 15:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレにならぬようにするのは難しい。話としては面白く惹き付けられたが、既に刑も執行され、今更どうすることも出来ない。
真実が分かっても、それに対して自分はどう責任を取るのか。真実が明らかになっても有耶無耶な話で胸にしまってしまうのが気に入らない。
シリーズ物になるのなら、結末ももう一捻り必要。