紙の本
勇気とはの話
2021/12/22 19:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅうろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「P46 勇気とは恐れを感じないことではなく、恐れを感じながらも行動する能力だ。」という言葉もあり、仕事の取り組み方、思いの持ち方の内容を教えてくれる本。
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ビジョナリー・カンパニー
著作者:ジム・コリンズ
発行者:日経BP
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
「ビジョナリー・カンパニー」ZEROゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる。
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ビジョナリー・カンパニーシリーズの最新作ZERO。
「ビジョナリー・カンパニー 2 」以来に読んでみましたが、
期待以上にイイ!!
※ビジョナリー・カンパニー 2
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4822242633#comment
元々は、日本訳になっていなかった本がベースらしいのですが、
その本をベースに著者ジム・コリンズが書き増したもの。
ビジョナリー・カンパニーシリーズのまとめも6章にあって、
それらとこの本のつながりについても言及されており、
今までの本の中で自分的には一番しっくりくるものでした。
特に、2で出てくる「誰バス」について、
ようやく腹落ち感を持って読むことができました。
ビジョナリー・カンパニーをバイブルにしている人はマストバイの本になるでしょうし、
そうでない方も読んでみたら、著者の意図がようやく理解できるのようになるかもしれません。
若干気になったのは、著者が年配だからだと思うのですが、
戦争の例えが多いんですよね…。
例え自体は間違っていないと思いますし、
著者が戦争を奨励している訳でもないのですが、
若干気になってしまいました。。
良くも悪くもアメリカ・アズ・ナンバーワンの時代の本なのかなという印象です。
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2022年1冊目の読了。
ビジョナリー・カンパニーはすごくいい本だったので、それのZEROって何だろう?と思いつつ読み始めたら、副題に「ビヨンド アントレプレナーシップ2.0」ってあったのか。
要は、帯にもあるけど、偉大な企業の作り方。
独立したばかりの自分が読む本か?とも思ったけど、読んでよかった。
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・いつでも安全な道に戻れる選択肢を残しておこうとすると、一生選択しないままで終わる
・あなたが誰かを信頼した場合、相手は信頼されることによって認められたと感じ、モチベーションを抱く。信頼しなかった場合に、裏切られた際の痛みと失望は抑えられるだろう。ただし、相手をはなから信頼できないと思えば、優秀な人材ほど意欲を失い去っていく。ビルが「信頼する方に賭ける」のはこのためだ
・素晴らしい人間関係は「この関係でどちらの方が得をしているのか」と聞いて、両方が「自分」と答えるかどうかだ
・仕事を「業務」と見るか「責任」と見るか。重要ポストに就くものは例外なく、業務リストではなく広範な責任を負う。そこにふさわしい人材は広範な責任を全うできなかったときに、「業務はすませた」という言い訳はしない(業務に意味を持たせる)
・「まず目的を選ぶ」から「まず人を選ぶ」への発想の転換。何かをなし遂げること自体にそれほど意味はなく、満足感は長続きしない。だが正しい仲間と協力しながら何かを成し遂げようと努力する過程には、途方もない満足感がある。
・まず最高の人材を集める。それから何か大きな仕事を与える、大きな仕事を選ぶほど、さらに最高の人材が必要にある。するとさらに大きな仕事が必要になり、さらに多くの最高の人材を獲得する。今度はそれ以上無理というくらい大きな仕事が必要になる。それを何度も繰り返す。成長力の魔法が解けないように、決して止まらず、決してスピードを緩めない。この状態で次の大きな夢を追わなければ、一番優秀なものからよそへ行ってしまうだろう
・直感を信じる
初めから問題あるいは判断の核心を見る。様々なデータ、分析、意見、確立に圧倒され、優柔不断に陥ってはならない
枝葉末節を整理する。メリットとデメリットの長々としたリストは捨て、中核的問いに集中する。問題の余計な部分はそぎ落とし、本質的要素をあぶりだす
意思決定を核心まで絞り込み、「直感はイエスと言っているのか、ノーと言っているのか」という問いと向かい合う
・反対意見が出なければ決断しない=判断の本質をより深く理解するため
・問題ない、は問題(=Detailへのこだわりがない)
・一人一台のコンピュータが使えるという状況は、10人1台とは根本的に違う。それがアップルの基本的思想だ。10人1台は列車に設備投資をするようなものだ。同じコストでフォルクスワーゲンが1000台買える。もちろん列車ほど乗り心地はよくないし、スピードも出ないが、1000人がいきたいときに行きたいところへ行ける。僕らの目指しているのは、そういうことだ
・文字にこだわるのはやめよう。絵にしよう。物語を語ろう
・一貫性のあるビジョン:コアバリューと理念>パーパス(存在意義)>ミッション
パーパスはあなたを導く星であり、ミッションはあなたがその時々に上っている山
・ミッションは数字目標ではなく、社員の意欲を掻き立てるような目標を作ること
・フォードは「自動車を庶民のものにする」というミッションを伝えるために、以下のような伝え方をした
私は庶民のた���に自動車を作る、価格はまともな給料を稼いでいる人ならだれでも買えるくらい安い。それに家族を乗せて、神の創りたもうた広大な大地を何時間も走る喜びを満喫できる。ハイウエイから馬の姿は消える。自動車が当たり前の存在になる
・成功というコインの裏面は失敗ではなく、成長だ。多くの人を見ていて思うのは、成功することに集中するあまり、失敗というプロセスを通じて成長できそうな状況を避けているということだ
・第一級の知性は、2つの対立する概念を同時に内包しつつ、それでもうまくやっていける能力によって測ることができる
・規律のない思考をする人は議論をするとき「ORの抑圧」に流され、白黒はっきりさせようとする、それに対して規律ある思考をする人は、「ANDの才能」を生かして会話を発展させ、新たな解決策を見出そうとする
・①情熱を持って取り組めるもの、②自社が世界一になれる分野、③経済的競争力を強化するものという3つの円が重なる部分をしっかりと理解する
・戦略とは会社の現在のミッションを達成するための基本的方法論。個人の主体性、機会、状況変化、創意工夫、イノベーションが入る余地を残すほうがいい
・私たちが誰よりも得意なことは何か、競争優位の源泉となる唯一無二の能力は何か。基本戦略は強みを生かすものでなければならない。得意なことをしよう
・戦略がイノベーションを後押しするのと同じように、イノベーションが戦略に影響を与えることを許容すべきだ
・多くな勝利をつかむのは、はずみ車を10回回したらすぐに新しいはずみ車に乗り換え、10回回したらまた乗り換えるといった会社ではない。10回回したら、さらに10億回回し続ける会社だ。はずみ車を回すというのは、これまでしてきたことを漫然と続けるという意味ではない。可能性を追求し、拡大し、拡張することだ
・基本戦略 1)製品、2)顧客(市場セグメント)、3)キャッシュフロー、4)人材と組織、5)インフラ
・ビジョン、内部評価(強みと弱み、リソース、イノベーションとアイディア)、外部評価(顧客や市場トレンド、外部トレンド、競合など)
・速く成長しすぎてはいけない。社内のマネジメント能力が育つのに歩調を合わせて成長する必要がある。無理に成長しようとすると企業の価値観が損なわれる
・私たちのビジョンの最も合致する成長率はどのようなものか
・価格をコントロールできないなら、コストをコントロールしなければならない
・画期的な製品の多くは企業が市場プル型のイノベーションだけに集中していたら存在しなかったはずだ。スリーエムのポストイットは、初めに接着剤という解決策があり、それにふさわしい問題を探したのだ
・私たちは対州に何を望むか尋ねるのではなく、新たな製品で大衆をリードしている、膨大な市場調査をする代わりに、製品を磨き上げ、大衆を教育することを通じて市場を生み出している(ソニー・盛田昭夫)
・毎年売上高の25%は過去5年に発売された製品が占めるようにする(マニフェストの一例)
・無理は知識に勝る。「何を見るべきか」という予断を持たなかったからこそ、多くを見ることができた
・長い目で見れば、ベスト(最高)はファースト(一番乗り)に勝る
・うまくいったこと(いかなかったこと)からどのような再現性のある新たな学びを得たか
・仕事の満足度を高める要因第1位は、個人的な達成感である。目標を設定し達成したいと思っている
・あなたはテクノロジーを最大限活用しているだろうか
・集めた情報は「使える」ものだろうか
・相手に愛情と敬意を持つことで、信頼と誠実な対応が生まれる
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ジム・コリンズのシリーズ作品総集編という感じ。
頭の整理としてのまとめ本としては素晴らしいが、
ビジョナリーカンパニー②や④は先に読んでおくべきだろう。
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永続性のある「偉大な企業」を目指すスタートアップや中小企業のリーダーに向けて、ロードマップを示した書のアップデート版である。リーダーに必要な要素、偉大な企業を動かすもの等について、実例や著者の経験を交え詳説する。
序章 なぜ今、本書を出版するのか
第1章 ビルと私の物語
第2章 最高の人材がいなければ最高のビジョンに意味はない
第3章 リーダーシップ・スタイル
第4章 ビジョン
第5章 成功は諦めない者に訪れる
第6章 偉大な企業をつくるための「地図」
第7章 戦略
第8章 イノベーション
第9章 卓越した戦術の遂行
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評判がよく図書館で借りられたので借りてみたけど、やっぱり素晴らしい。手元に置いておこうかなぁ。。。
リーダーシップや戦略・ビジョンなど、幅広い知識が詰め込まれている。起業とかは考えていないがチームのリーダーであれば得るものは多いと思う。リーダーシップはいつでも付いて回る必要なスキルだしね。最近そのあたりが気になっていたせいか、リーダーシップ系の章は付せん張りまくり 苦笑 ほかの章も勉強になることばかり。
リーダーシップとは「メンバーにやらなければいけないことをやりたいと思わせる技術」とは得て妙。すごいな、と。
また、人は究極的には自分のためではなく、大儀のために動く、というのは、その通りだけどなかなか難しいぞ?という気もする。。。。 まぁそこを疑ってしまってはダメなんだろうけども。。。
色々データを集めすぎると決断できない、は最近決断力欠如に悩む身としては・・・ 100%データがそろうことも全員が納得できることはなく、51%になったら決めて責任を取るのが決断者、と言われるとその通りなんだよね。。 また逆に全員が同意するものは疑え、というのも面白い。それは単純に思考停止になっている可能性があるからなぁ。
また、その時に「こう決めたので進もう」と言って周りが付いてきてくれるかが。。。汗 そこは人望なのか何なんだろう。。。
とはいえ決断を先に送っていいことは全くないので、決断が間違っていてもしないよりはまし、というのは肝に銘じたいところ。
同時にあれもこれもやるのは無理なので、きちんと1度に1つずつ、、はよくパニックになりがちな私は気を付けたいところ。。。 やることが多かったり難しかったりしても、結局一歩一歩進むしかないんだしねぇ。。。
コーチングも書かれていて、やはり「ポジティブなフィードバック」をいかに実施するか、また相手に「あなたを大切に思っているか」を暗に明に伝えるか、なんだなぁ。荒探しをしてはならん、と。。。気を付けます。。。 また自分の考えで決めつけない、とかもちゃんと日々意識しないと難しいところだよね。。。
失敗=成長、のマインドセットを手に入れるのは、なかなか難しいなぁ。。。 やっぱり失敗って怖いし避けたいものっていうマインドが離れない。。。
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「ビジョナリー・カンパニー」シリーズで知られる著者が、その原点ともいえる92年の著作を「ビジョナリー・カンパニー1〜4」で紹介された理論やその後の著者の研究内容を基にアップデートした一冊。
原著「Beyond Entrepreneurship」は、偉大な会社(継続的に高い業績を上げ、業界への影響が大きく、社会的な評価も高い企業)を確立するために必要なリーダーシップスタイルの要素や、ビジョン・戦略・戦術といった経営にとってあるべき必須の手法をフレームワークとして整理しているが、本書では理論体系は基本そのまま残しつつ、その後の著書のエッセンスを盛り込んだ「偉大な企業を作るためのマップ」を提示しており、その中で「規律ある人材」「規律ある思考」「規律ある行動」「永続する組織」という企業発展の4段階と、各段階で必要となる要素として、「ビジョナリー・カンパニー」の各著作で説明された理論が網羅されている。
92年といえば、日本ではバブル崩壊後の失われた30年が始まった頃であり、世界的にはIT革命やリーマンショックはまだ先の話で、CSRやESGといった概念もまだ知られていなかった時代であるが、原書引用部分は今日でも時代遅れに感じることはほとんどなく、また増補部分はその後の「ビジョナリー〜」シリーズの総集編という意味合いもあり、「ビジョナリー〜」シリーズを既読の人は網羅的な復習という意味で、また未読の人もまずは各理論の概要を知るという意味で、読む価値のある経営書となっている。
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メモです。
最高の人材がいなければ、最高のビジョンに意味はない。
→人材が大切。まずは採用。次に、良い人材を確保したら、たっぷりの機会を与えて育てる。
リーダーとは
→やらなくてはいけないことを見極めることが役割。そして、やりたいと思わせること。そのためには、魅力的なビジョンを明確かつ簡潔に表現する才能がいるかもしれない。ポジティブなフィードバックをすること。
コンセンサス
→多数決とかそういう話ではなく、反対意見もあるという中で、意見を言わない人もいる中で、肌で感じるもの。
ビジョンとは
→ただ口に出せばいい。何度も何度も。目に入るようにし、話題にする。あらゆる階層の社員の意思決定に利用するもの。
→大切なのは、「明確さ(理解されていること)」「共有されていること(賛同していること)」
パーパスとは
→あなたを導く星。別に他社との違いを示さなくてもいい。
ミッションとは
→今登っている山。他社との違いはここで示す。頂上に着いたらまた星に視線を戻し、次に登る山を見る。
戦略とは
→強みを活かすこと。客観的に把握するためには、管理職に会社の強みと弱みを3つずつ上げてもらう。
基本戦略
→3ページ以内。優先事項は3つまで。それ以上は優先とは言わない。
デザイナーを採用する
→ロゴ、マーケティング資料、カタログ、包装紙材のデザインなど、コンセプト作りから関与する方が良い。
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この本は「ビジョナリーカンパニー」シリーズの総決算ともいえる本です。人でも企業でも持続的な成長を実現させるためのビジネス書です。人生の質を向上したい学生にオススメです。
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OPURになりたい。One Person Ultimately Responsibility 最終責任を負うもの
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世界1000万部超ベストセラーシリーズ『ビジョナリー・カンパニー』の原点で最新刊!
本書『ビジョナリー・カンパニーZERO』は、『ビジョナリー・カンパニー』シリーズが発行される前の1992年にジム・コリンズが記し、日本語訳されずにいた名著『Beyond Entrepreneurship』の改訂版。まさに、ビジョナリー・カンパニーの原点だ。
◆リード・ヘイスティングスNETFLIX共同創業者兼CEOも大絶賛!
「本書は誰よりもどの本よりも、私のリーダシップを一変させてくれた。10年以上この本を読み返した。起業家なら、86ページ分を暗記せよ」
◆スタートアップや中小企業が「偉大な企業」になるために必要なことを解説
偉大で永続的な企業になるために必要ことを1冊に凝縮してまとめた。誰と一緒に仕事をするか、リーダーシップ・スタイル、戦略、戦術をどうつくるか、パーパスやミッションなどをどう決めて実行するか重要になる。「偉大な企業」とそうでない企業との違い、規模が小さいうちから考えておくべきことなど、時代を超えて重要な内容が理解できる。
◆ジム・コリンズとビル・ラジアーの教えの例
・偉大な企業という目的地があるわけではない。ひたすら成長と改善を積み重ねていく、長く困難で苦しい道のりだ。高みに上り詰めると、新たな課題、リスク、冒険、さらに高い基準を探す。
・企業が追跡すべきもっとも重要な指標は、売上高や利益、資本収益率やキャッシュフローではない。バスの重要な座席のうち、そこにふさわしい人材で埋まっている割合だ。適切な人材を確保できるかにすべてがかかっている。
・起業家の成功は基本的に「何をするか」ではなく「何者であるか」によって決まる。
・真のリーダーシップとは、従わない自由があるにもかかわらず、人が付いてくることだ。
・重要ポストにいる人物を交代させると決めたら、「厳格であれ、非情になるな」と自らに言い聞かせてほしい。勇気と人情味を併せもつことが必要だ。
・失敗についてどう考えるべきか。成功というコインの裏面は失敗ではなく、成長だという考えに至った。
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読みたかった本、落ち着いて読み返してみても事業営む上での貴重な教えとアドバイスに溢れたほんとうにいい本です。
ビジョンとパーパスの大切さ、
人をやる気にさせるリーダーシップ
戦略作りと戦術の実践
大事なことは事業への情熱とそれを支える人を大切にする環境とあらためて心しました。いい時間をありがとうございました。
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高度に自律的な人財なら本書に書かれた働き方が出来る。自分の組織のメンバーをそのような内発的なマインドを醸成したい。